2024年モデルのキャロウェイのXフォージドスターアイアンが、形状とデザインをリニューアルして登場しました。
アジア限定モデルのXフォージドスターアイアンは、一枚物の軟鉄鍛造モデルで飛距離性能と打感にこだわって作られていますが、どのような性能になっているのかレビューしたいと思います。
Xフォージドスターアイアン
試打クラブ 7番 ロフト29°
Xフォージドスターアイアンは、単一素材の軟鉄鍛造なのに飛ぶというコンセプトで人気のモデルですが、今作はコンパクトな形状に再設計されました。
前作と比べると全体的によりコンパクトになり、ソール前後の面取りや、トップブレードも面取りすることでシャープに構えやすくなっています。
実際に打ってみると、軟鉄鍛造のマイルドで重厚な打感はそのままに飛距離性能の高さを感じました。
Xフォージドスターアイアンは寛容性の高さもありますが、ヘッドがゆっくり動く挙動で適度な操作性もあるモデルです。
試打室ではトータル155yardと、ワンピースのフォージドアイアンでも飛距離性能が高く高弾道を打ちやすいやさしさを感じました。
前作のXフォージドスターアイアンは1種類しかありませんでしたが、ラインナップが3モデルに増えて選択肢が広がったのは嬉しい所です。
デザインと打感
Xフォージドスターアイアンを構えてみると、長めのブレードと適度なオフセットが寛容性の高さを感じるデザインになっています。
新しくなったソールは前後に面取りがされているので、前作よりも抜けが良くなっています。
24年モデルのXフォージドアイアンは3モデルがラインナップされて、中間的位置付けなのがXフォージドスターアイアンになります。
前作よりもモデルが増えたことで、細かいニーズに応えられるラインナップになったと思います。
Xフォージドスターアイアン(21年)
前作のXフォージドスターアイアンは、バックフェースの中央部分がより広範囲に厚肉化されていてソール幅も広くなっています。
前作を打ってみると低重心ヘッドが強調されていて高弾道を打ちやすい反面、ヘッドが重く感じることがありました。
操作性の部分では、24年モデルの方がコンパクトで扱いやすい印象を受けました。
前作をKBSTOUR(S)と組み合わせてみましたが、スピン量が増えて伸び上がる高弾道を打ちやすいアイアンになりました。
アイアンショットを、より高弾道にしたいユーザーにはおすすめの組み合わせです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!