2023年モデルのダイナミックゴールドミッド115は、ラインナップが豊富なDGシリーズの中でも中元調子的な新しいタイプのシャフトです。
ラベルも一新され、どのような性能なのかレビューしたいと思います。
ダイナミックゴールドMID115
115スペック(S200)
重さ 115g トルク 非公表 中調子
2023年10月に発売されるダイナミックゴールドMIDは、重量級の130と中量級の115がラインナップされています。
DGMIDにはブラックベースの新デザインが採用されて、かっこよくなったように思います。
DGMIDはシャフト中間部を硬くすることで先端を柔らかくして、打ち出し角を上げてスピン量が増える特徴があるので元祖DGよりもボールが上がりやすくなっています。
実際に打ってみると中元調子的な挙動で、手元のタメを作りやすく先端がゆっくりしなり戻るフィーリングで、DGらしい粘り感がありました。
DGMID115は今までにないタイプのシャフトで、高弾道を打ちたいユーザーや捕まりを求めるユーザーにおすすめのシャフトです。
ダイナミックゴールド120
DG120スペック(S200)
重さ 118g トルク 非公表 元調子
DG120は、元祖DGのフィーリングはそのままに軽量化されたシャフトです。
DG120を打ってみると手元の粘りでタメを作りやすく、強靱な先端剛性でシャープに振り抜ける良さがあります。
DGMID115と比べると、DG120はしなり量が少なくハードな元調子シャフトと言えると思います。
硬めの元調子が好きで余計な動きをしないシャフトを好むユーザーにはDG120、しなりを活かしてボールを捕まえて飛ばしたいユーザーにはDGMID115がおすすめです。
NSPRO MODUS115
MODUS115スペック(S)
重さ 118.5g トルク 1.6 元調子
モーダス115はシリーズの中ではしっかりしたシャフトで、中間から先端のスピード感があるシャフトです。
全体的にメリハリのあるシャフトなので、DGMID115と比べて硬く感じやすくシャープな挙動が特徴です。
DGMID115はゆっくりと粘る挙動で手元が大きめにしなり、モーダス115は手元が硬めで切り返しからのスピード感があるので、ユーザーのスイングに合うシャフトを選びやすいのではないかと思います。
キャロウェイAPEXプロアイアン(2023年)
キャロウェイのAPEXプロアイアンは、プロという名前が付きながらも中空構造で寛容性が高くコンパクトなヘッド形状が特徴的なモデルです。
実際に打ってみると中空構造特有の弾き感がありながらもソフトなフィーリングで、ミスヒットをしてもしっかり飛ばせるやさしさを感じました。
APEXプロアイアンは他の中空構造アイアンと比べてかなりコンパクトな形状なので、構えた時に大きさが気にならない良さがあります。
APEXプロアイアンとDGMID115の組み合わせは、楽に高弾道を打てるので弾道を高くしたいユーザーにおすすめです。
現在、DGMID115をカスタムシャフトとして採用しているメーカーはキャロウェイとPINGしかありませんが、今までになかったタイプのダイナミックゴールドになっています。
ぜひ一度、試してみてくださいね!