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キャロウェイAPEXプロ・CB・MBアイアン試打評価(2024年)

 

 

2023年モデルのキャロウェイAPEXアイアンシリーズは、使用するプロの多いアスリートモデルになっています。

デザインがそっくりで見た目にはわかりにくいように思いますが、細分化されたモデルごとの違いをレビューしたいと思います。

APEXプロ

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7番アイアン ロフト 33°

キャロウェイのAPEXプロアイアンは、プロという名前が付きながらも中空構造で寛容性が高くコンパクトなヘッド形状が特徴的なモデルです。

実際に打ってみると中空構造特有の弾き感がありながらもソフトなフィーリングで、ミスヒットをしてもしっかり飛ばせるやさしさを感じました。

APEXプロアイアンは他の中空構造アイアンと比べてかなりコンパクトな形状なので、構えた時に大きさが気にならない良さがあります。

そのあたりが、プロと名前の付く由来なのかもしれませんね。

中空構造とは言え7番アイアンのロフトは33°なので飛距離性能は標準的で、高弾道を打ちやすい分キャリーで飛ばしやすいモデルだと思いました。

APEX CB

中央 APEXCBアイアン

7番アイアン ロフト 34°

APEXCBアイアンは3モデルの中では中間的位置付けになっていますが、やさしいモデルというわけではなくマッスルバックのMBアイアンに寛容性をプラスしたようなアイアンです。

シャープな操作性と1ピースの軟鉄鍛造のソフトな打感があるので、マッスルバックより少しやさしいモデルを使いたいユーザーにおすすめです。

3モデルを打ち比べるとAPEXCBはAPEXプロよりも操作性が高く、APEXMBよりミスヒットに強いのでちょうど真ん中の性能を感じました。

APEX MB

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7番アイアン ロフト 34°

APEXMBアイアンはAPEXCBアイアンより、フェースの高さが全体的に抑えられていて、オフセットもさらに少ない設計でブレード長は短く、トップブレードも薄く作られています。

ソール形状を見直して深いラフからでも芝をきれいに切り取れるように作られていて、フェースが急激に返ったり芝の強さに負けてしまったりすることを防ぐ効果があるので、プレーヤーのイメージ通りの方向に打ちやすくなっています。

3モデルを打ち比べると、同じ打ち方をした時にMBアイアンはミスヒットへの寛容性は低くミスショットになりやすいので、常に同じ打点で打つことを求められるアイアンだと思いました。

打感の良さと操作性の高さ、抜けの良さは抜群なので試す価値はあると思います。

デザインと打感

左からAPEXプロ   中央 APEX CB   右 APEX MB

3モデルを構えてみると、APEXMBが最もコンパクトサイズで薄いトップブレードがシャープな印象です。APEXMBは最も打感が柔らかく、ボールの乗り感を感じられるモデルです。

APEXプロは中空構造なのでヘッドの厚みはありますが、コンパクトなヘッドなので適度な操作性があります。やや弾く打感ですが、柔らかいフィーリングもあります。

APEXCBはデザインも打感もちょうど真ん中のモデルで、軟鉄鍛造のマイルドな打感とコンパクトヘッドは玄人好みのモデルだと思います。

ダイナミックゴールドMID115

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115スペック(S200)

重さ  115g     トルク 非公表     中調子

2023年10月に発売されたダイナミックゴールドMIDは、重量級の130と中量級の115がラインナップされています。

DGMIDにはブラックベースの新デザインが採用されて、かっこよくなったように思います。

DGMIDはシャフト中間部を硬くすることで先端を柔らかくして、打ち出し角を上げてスピン量が増える特徴があるので元祖DGよりもボールが上がりやすくなっています。

実際に打ってみると中元調子的な挙動で、手元のタメを作りやすく先端がゆっくりしなり戻るフィーリングで、DGらしい粘り感がありました。

DGMID115は今までにないタイプのシャフトで、高弾道を打ちたいユーザーや捕まりを求めるユーザーにおすすめのシャフトです。

APEXアイアンシリーズの3モデルはキャロウェイらしいデザインでかっこよく、ツアーモデルを好むユーザーのために細部までこだわって作られています。

ぜひ一度、試してみてくださいね!