スコッティキャメロンのファントムシリーズが、新しいデザインにリニューアルされて登場しました。
キャメロンらしいデザインはそのままに、ヘッド形状やアライメントラインが見直されていますが、新しくなったファントムパターはどのような性能があるのかレビューしたいと思います。
ファントム 9
ファントムシリーズは全てマレットタイプのパターがラインナップされていますが、その中でも新しい形状のファントム9を打ってみました。
ファントム9のシャフトは、ミッドベントになっているのでフェースバランスに近くストレートに打ちやすいタイプですが、適度な操作性もあるモデルです。
実際に打ってみると、重めのヘッドは安定感が高く、基本的にはまっすぐストロークをしてストレートに打ちやすく感じました。
ヘッドのフェース側にウエイトが装備されているので、ボールをダイレクトにインパクトしやすく程良い操作性がある所もファントムシリーズの良さだと思います。
新しくなったアライメントラインはキャメロンには珍しい2本のラインになっていて、太めのストレートに ラインはターゲットに対してスクエアに構えやすく感じました。
デザインと打感
ファントム9を構えてみると、アライメントラインと台形のヘッド形状がボールに集中しやすく感じました。
最近のファントムシリーズの中では、珍しいヘッドの空洞部分と立体的なヘッドデザインが構えやすさを演出しているように思いました。
ファントムシリーズに採用されているデュアルミルドフェースは、打点がブレてもボールの転がりが一定になり、きれいな順回転でスムーズな転がりになるテクノロジーです。
実際に打ってみると球持ちの良いソフトな打感で、やや弾くフィーリングでボールを押し出すような打感になっています。
ファントムX9
ファントムX9は比較的コンパクトなマレットパターですが、高慣性モーメントで安定感の高いモデルです。
フェースバランスに近い設計ですが、適度な操作性もあるパターです。
2024年モデルのファントム9と比べると、ヘッドサイズや形状は似ていますが構えた印象には随分違いがあります。
両モデルともに性能は近いので、構えやすさやユーザーのイメージに合うモデルを選ぶと良いのではないかと思います。
ファントムシリーズのパターはミスに強くオートマチックにまっすぐ打ちやすいので、操作性よりも安定した打ちやすさを求めるユーザーにおすすめです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!