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フジクラ24ベンタスブルースペック別シャフト試打評価

2024年モデルのフジクラ、24ベンタスブルーはミスヒットをしてもヘッドのブレを軽減して安定したボールスピードを生むベロコアテクノロジーをさらにパワーアップしたモデルです。

新しくなった24ベンタスブルーとベロコアプラステクノロジーは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。

24ベンタスブルー

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試打クラブ 

Q i10LSドライバー  10.5°

24ベンタスブルーは、ベンタスの代名詞的なテクノロジーであるベロコアを進化させたモデルです。

実際に打ってみると前作よりも剛性感がアップしていて、全体的にしっかりした印象を受けました。

前作は中手元辺りのしなりが大きめで粘り感が強かったですが、24ベンタスブルーは手元のしなりが抑えられていて、引き締まった先端が叩いてもブレないシャフトに進化しています。

試打室では適度なドローボールが打ちやすくほど良い捕まりがありましたが、前作よりは捕まりが抑えられているように思いました。

24ベンタスブルーは、前作ではしなりが大きく頼りないと感じたユーザーにとってはちょうど良いスペックになったのではないかと思います。

 

 

24ベンタスブルー 50S

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シャフトスペック

重さ 58.5 g    トルク  3.5    中元調子

フジクラのシャフトは他メーカーの同じスペックと比べて重めの重量に設定されていますが、50Sでも60g近い重量でしっかりした振り応えのあるスペックになっています。

24ベンタスブルーの50Sはトルクなりのしなりがありますが、しなり戻りがスピーディでベロコアプラスが採用された先端が安定して飛距離アップにつながるスペックだと思いました。

標準的な50Sでは物足りないユーザーには、剛性感のアップした24ベンタスブルーはおすすめのスペックです。

24ベンタスブルー 60S

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シャフトスペック

重さ 65.5 g    トルク  3.3    中元調子

24ベンタスブルー60Sは、トルクの数値と実際の振り感はXフレックスに近いように思いました。

50Sと比べて60Sになるとシャフト全体の張り感が強くなり、しなり戻りは控えめで先端の安定感も際立つ印象です。

60Sはベロコアプラスの当たり負けしない先端の強さと、安定したインパクトをしやすい挙動を感じやすいスペックになっています。

ベンタスTRブルー

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前作のベンタスブルーにスピード感を持たせたTRブルーは、ローリーマキロイが使用して話題になったモデルです。

TRブルーはどのスペックもトルクが多く大きめのしなりが特徴で、スピーディなしなり戻りで捕まりが良くなっています。

両モデルを比べると、24ベンタスブルーの方がしっかりしたシャフトで捕まりが抑えられているので、典型的な元調子が好みのユーザーにおすすめです。

ベンタスTRブルーはスピード感のある中元調子シャフトなので、大きめのしなりで振りたいユーザーにおすすめのシャフトです。

ぜひ一度、試してみてくださいね!