タイトリストTSR3ドライバーを、ベンタスTRブルーにカスタムオーダーして購入しました。
クラブが届いたのがラウンド直前だったので、いきなりのコースデビューになりました。
今回はコースで使用した、レビューをしたいと思います。
捕まりが良くなった
クラブスペック
TSR3ドライバー ロフト9°
ベンタスTRブルー 60X
2022年モデルのTSR3ドライバーはTSR2、TSR4ほどの変化はありませんが、前作と比べると所々に性能の違いがあります。
前作のTSI3ドライバーは捕まりがかなり抑えられていて、ドローヒッターでもフェードボールになってしまうほどの性能でした。
TSR3ドライバーは前作よりやや捕まりが良くなっていて、実際に打っていてもヘッドターンしやすくストレート弾道が打ちやすくなっています。
コースと練習場で使ってみましたがフェードボールになることはほとんどなく、捕まえに行くとイメージ通りのドローボールになりました。
兄弟モデルのTSR2ドライバーを試打室で打ちましたが、高弾道ドローが打ちやすいモデルでした。
それに比べてTSR3ドライバーは中弾道低スピンで、ストレートからややフェードを打ちやすい性能のモデルになっています。
たわむ打感
打感の良さは前作から評判がありますが、TSR3ドライバーもソフトな打感になっています。
前作のTSI3は硬さの中に柔らかさがあって、引き締まったフィーリングがありました。
TSR3はよりソフトになり、フェースのたわみを感じる打感になっています。
前作の打感が好みのユーザーには柔らか過ぎるかもしれませんが、球持ちが良くソフトな打ち出しは方向性を出しやすく感じました。
低スピン・中弾道
ロフト9°のヘッドは、基本的に低スピンで弾道の高さは出にくくなっています。
コースでは捕まり過ぎて、ドロップ気味のドローボールが出ることもありました。
ストレートに打つと直進性は高いですが、低めの弾道になりランで飛距離を稼げました。
理想的な中弾道になったのはフェードボールで、高さを出しやすくスピン量も増え過ぎないので、飛ぶフェードになりました。
TSR3ドライバーはフェード気味に打った方が、球が上がって安定した弾道になりやすいと思いました。
TSR4との比較
TSR4ドライバーのロフト9°をしばらく使っていましたが、430ccの小ぶりヘッドで操作性が高くとても振りやすいドライバーでした。
捕まりの良さはありましたが、機敏に動くヘッドなので弾道が散りやすいデメリットもありました。
コースで打った時は、ウルトラ低スピンヘッドの恩恵で過去、最高飛距離を記録しました。
それに比べてTSR3ドライバーは操作性を残しつつ、ヘッドの上下左右のブレが少なく安定した挙動があります。
飛距離性能は同レベルですが、コースで飛距離を計測した時はTSR4ドライバーの方が飛んでいました。
TSR4ドライバーはマニュアル感が強く飛距離性能が特に高いモデル、TSR3ドライバーはブレにくいヘッドで安定感と操作性のバランスが良く飛ばしやすいモデルだと思いました。
ベンタスTRブルー
シャフトスペック(一部抜粋)中元調子
50S 重さ 58g トルク 3.3
60S 重さ 68g トルク 3.1
60X 重さ 68g トルク 2.9
ベンタスTRブルーは、手元が硬く先中にかけてスピーディにしなり戻るシャフトです。
シャフト先端は剛性感が高く、ベロコアテクノロジーによってインパクトのブレを抑える効果があります。
個人的には比較的捕まえやすいと思っていて、捕まり過ぎると低いドロップ気味のドローボールになることがあります。
ベンタスTRブルーはストレートからフェードを打った方が、低スピン中弾道の飛ばしやすい弾道になると思いました。
TSR3、TSR4ドライバーのような低スピンヘッドで操作性の高いヘッドと組むと、引っかけやすいので注意が必要です。
TSR3ドライバーは、ヘッドの上下左右のブレが少なく安定感が高い所が魅力です。
コースで初めて使いましたが、ヘッドの動きが感じ取りやすく方向性が良くなりOBになることはありませんでした。
TSR3、TSR4ドライバーをコースで使いましたが、良い結果につながるのはTSR3ドライバーだと思います。
ぜひ一度、試してみてくださいね!