2024年7月に登場するパラダイムAIスモーク340ミニドライバーは、ドライバーが苦手なユーザーやドライバーショットをフェアウェイに安全に打ちたいユーザーに向けて作られたモデルです。
キャロウェイのミニドライバーは他のメーカーよりも大きめのヘッドになっていますが、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
AIスモークTI340ミニドライバー
キャロウェイのミニドライバーはAIスモークドライバーと同様のテクノロジーが搭載されていますが、ヘッドの大きさもドライバーより一回り小さい程度になっています。
AIスモークドライバーはフルカーボンのヘッド構造ですが、ミニドライバーはフルカーボンではなくフェースとボディにチタンが採用されている理由は耐久性を高めるためのようです。
キャロウェイの傘下になったアメリカのアミューズメント型ゴルフ施設のトップゴルフは、お酒を飲みながらゴルフを楽しめる施設ですが、そのような場所でも気楽に使えるようなコンセプトで設計されているそうです。
試打クラブ ロフト 11.5°
シャフト テンセイ60
試打室で実際に打ってみると、ドライバーの飛距離とほとんど変わらない飛距離性能でスピン量は平均2200rpmで比較的低スピンで飛ばせる性能を感じました。
AIスモーク340ミニドライバーは、同じミニドライバーのバーナーミニよりも捕まりが良くボールが上がりやすいので、キャロウェイらしい寛容性もあるモデルだと思いました。
試打室ではボールを捕まえ切れずにミスショットした時でも、スライスせずにまっすぐ飛ばせる良さを感じました。
AIスモーク340ミニドライバーは43.5インチの短尺仕様の振りやすさと、標準的なドライバーとほぼ同じ見た目でティショットのミスを軽減してくれるモデルになっていると思います。
ドライバーショットの時OBのミスを減らしたいユーザーや、確実にフェアウェイキープしたいユーザーにおすすめです。
デザインと打感
AIスモーク340ミニドライバーを構えてみると、見た目には440ccのコンパクトサイズのドライバーを構えるのと同じくらいの感覚でした。
癖のないバランスの取れたヘッド形状で、個人的には構えやすく感じました。
チタンフェースの打感は、柔らかいというよりはやや硬めのしっかりした手応えがあってキャロウェイらしい弾き感を感じました。
AIスモーク340ミニドライバーはディープフェースなので、フェアウェイショットよりもティショットに向いた形状になっています。
テンセイ60（キャロウェイ純正）
重さ 64 g トルク 4.4 中調子
キャロウェイ純正のテンセイは、重さはしっかりありますが手元が柔らかくシャフト先端がやや走るタイプのモデルです。
比較的捕まりが良くボールが上がりやすいシャフトですが、普段、硬めのカスタムシャフトを使っているユーザーには物足りなさを感じるかもしれません。
AIスモーク340ミニドライバーはバーナーミニドライバーよりもやさしく打てるので、よりティショットが楽になるミニドライバーだと思います。
ぜひ一度、試してみてくださいね！
