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KBS・Cテーパーライトアイアンシャフト試打評価

海外ツアーでは人気の高いKBSですが、重く硬いスペックが多くツアー向けシャフトのイメージがあるラインナップに、軽量モデルが追加されました。

今回はKBSシリーズの中でも、しなりが抑えられしっかりしたシャフトのCテーパーライトをレビューしたいと思います。

 

KBS Cテーパーライト

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試打クラブ ミズノプロ241アイアン

KBSCテーパーライト110

KBS・Cテーパーライトは、シャフトを軽量化しても打ち出し角とスピン量が抑えられ、軽量モデルにありがちな柔らかさを抑えたシャフトです。

ノーマルモデルのCテーパーよりも、手元の剛性を緩めることで、打ち出しが高くなるように作られています。

シャフトの重量帯は105g,110g,115gの3種類ありますが、トルクの表記は無いので重さを基準に選ぶことになります。

試打をしたCテーパーライトの110はSフレックスの割にはハードなシャフトで、手元の重量感を感じやすく先端にかけてわずかにしなり戻るフィーリングを感じました。

同じ重量帯のモーダス120と比べると、中手元のしなりが大きくシャープなしなり戻りで高スピンが特徴のモーダス120に対して、骨太でトルクが少なくスピン量を抑えられるのがKBS Cテーパーライトだと思います。

KBS Cテーパーライトは軽量化してもしなり量は少なくスピン量が抑えられるので、他のメーカーの軽量シャフトでは物足りないユーザーやパワーヒッターにもおすすめのシャフトです。

ミズノプロ241アイアン

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試打クラブ

7番アイアン ロフト 34°

ミズノプロ241アイアンは操作性が高くスピン量の多いマッスルバックですが、ミスヒットをすると飛距離ロスしてしまうシビアなアイアンです。

KBS Cテーパーライトと組み合わせると、軽量でトルクが少なくシャフト全体が均等にしなるので、難しいマッスルバックでも安定した弾道を打ちやすく感じました。

KBS Cテーパーライト110は軽めのスペックなので、飛距離を出しにくい241アイアンでもトータル150yardを計測することができました。

KBS Cテーパーライトは軽量モデルでも剛性が高く強振してもシャフトが暴れないので、タメの強いユーザーやパワーヒッターにとって扱いやすいシャフトだと思います。

KBS Cテーパー

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KBS Cテーパー(S)120g

ノーマルモデルのKBS Cテーパーは、Cテーパーライトよりも重くトルクが抑えられたシャフトです。

CテーパーはKBSシリーズの中で最もスピンを抑えて打ち出しを抑えられるシャフトなので、捕まりも抑えられています。

ミズノプロフライハイに組み合わせて使っていましたが、方向性が良く安定感は抜群でしたがやや重く感じたので手放すことになりました。

KBS Cテーパーは均等なしなりで振り遅れにくいシャフトなので、飛距離よりも方向性を安定させたいユーザーにおすすめです。

KBS Cテーパーライトは、軽量シャフトで方向安定性とスピン量を抑えて飛ばしたいユーザーにおすすめです。

ぜひ一度、試してみてくださいね!