Golf Powers 試打レビュー☆

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タイトリストTSR4ドライバーベンタスTR試打評価

 

 

タイトリストTSR4ドライバー、ベンタスTRブルーのカスタムクラブを購入しました。

試打室では低スピン強弾道で飛距離性能が高かったですが、やや球が散りやすい傾向もありました。

今回は練習場での飛距離や弾道は、どうだったのかレビューしたいと思います!

予想以上の捕まり

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クラブスペック

TSR4ドライバー(9°)

ベンタスTRブルー 60S

練習場で初めて打ちましたが、ほとんどがドローボールの球筋でした。

試打室でTSR3と打ち比べた時は、TSR4の方が捕まらない印象でした。

実際に打ってみると試打室のイメージとは違い、捕まらずにフェードした弾道はほとんどなかったです。

TSR4を打っていて力んだ時は、引っかけのドロップしそうな弾道にもなります。

左を消せるタイプのドライバーかと思っていましたが、むしろフェードボールの方が出にくい印象でした。

寛容性について

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練習場で打っていて、特別難しさを感じることはありませんでした。

TSR4は他のモデルに比べて難しいイメージがありますが、前作TSI4より扱いやすくなっていてTSR3との差も小さくなっています。

試打室で打ち比べた時は、TSR3の方が安定感があったので、TSR4は弾道が散りやすく難しいかと思いましたが意外に打ちやすかったです。

TSR4は浅重心で操作性の高いドライバーなので、やさしいとまでは思いませんが普通に使う分には問題無しです。

ヘッド開閉を積極的に使うタイプのユーザーには、コントロールしやすいドライバーなのでおすすめです。

TSR 3.5

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TSR4のヘッドは430ccですが、構えてみるとTSR3と見間違えるほど似た形状です。

前作TSI4よりは整った顔になり、とても構えやすくなりました。

TSR4のヘッドには2つのウエイトが付いていますが、フェース側が11g、後方に3gとなっています。

フェース側のウエイトが重いことによって、ウルトラ低スピン弾道になるのがTSR4の特徴です。

スピンが少な過ぎてボールが上がらなければ、少しやさしくチューニングできるのもTSR4の良い所です。

11gのウエイトを後方のウエイトと入れ替えることで、打ち出し角が高くなるのと同時にスピン量も200rpmほど増えて、ボールが上がりやすくなります。

重心の位置もウエイトと同時に後方に下がり、捕まりや弾道にも違いが出てきます。

この特性がTSR3とTSR4の中間的性能になるので、TSR3.5と言う訳なんです。

ウエイトチューニング

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練習場で、ウエイトポジションを入れ替えて打ってみました。

これがけっこう効き目があって、ヘッド後方が重くなり、インパクト付近のヘッドターンが緩やかになり安定感が増す印象でした。

弾道の高さやスピン量が目に見えて変わるとまでは行きませんでしたが、打ちやすさが変わるので試してみるとおもしろいと思います。

フェース側のウエイトを重くすると、より操作性が高くなりヘッドが機敏に動きます。

スピン量を抑えて、操作したいユーザーにはおすすめです。

次はコースボールで、ウエイトポジションを入れ替えることで、どんな変化があるのか試してみたいです。

ベンタスTRブルー

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シャフトスペック(一部抜粋)

50S   重さ 58g   トルク 3.3

60S   重さ 68g   トルク 3.1

ベンタスTRブルーは、ベンタスブラックとベンタスブルーの中間的性能のシャフトです。

TRブルーはベンタスブラックよりはしなりがあって、しなり戻りでボールを捕まえる動きをしてくれます。

ベンタスブラックほど硬くないので、動きのあるTRブルーはやさしく感じるかもしれません。

TRブルーは、ベンタスブルーよりは手元は硬めでシャープにしなり戻ります。粘り感は小さく、スピーディに振り切れるのがTRブルーの特徴です。

ゆっくりしなり粘る挙動が特徴のベンタスブルー、張りが強く硬めでシャープに振りやすいのがTRブルーです。

TSR4ドライバー ✖️ベンタスTRブルー 60S

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ベンタスTRブルーは、先端のスピーディなしなり戻りでヘッドターンを楽にしてくれます。

TRブルーは60Sでも硬めなので、もたつきが無く追従性の高いシャフト。

TSR4の操作性を、活かしてくれるシャフトだと思いました。

ボールを捕まえたい時や逃して打ちたい時に、イメージ通りの動きをしてくれます。

前作のTSI3ドライバーでは、ベンタスブルー60Xで試してみましたが、硬くなり過ぎて失敗に終わりました。

他のドライバーでは60Xで良かったシャフトが、TSIにするとイメージと全く違う結果に。

ヘッドの違いなのか長さの違いなのかはわかりませんが、TSRでは60Sにして正解でした。

個人的にはタイトリストのドライバーは、シャフトが硬めになるような気がします。

TSR4ドライバーは前作と違い、通常モデルとして販売されるようになり購入しやすくなりました。

難しいイメージとは違い、扱いやすくなったTSR4ドライバー。

ぜひ一度、試してみてくださいね!