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ミズノMXフォージドプロアイアン試打評価(2024年)

ミズノ直営店限定モデルのMXフォージドプロアイアンは、コントロールされた強い球を打つために重心距離を短く、重心を浅く設計しています。

限定販売モデルとして特別に作られたMXフォージドプロアイアンは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。

 

直営店限定モデル

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MXフォージドプロアイアンは、ミズノプロシリーズやJPXシリーズなどの通常モデルとは違い、限られた店舗でしか購入できないモデルになっています。

取り扱っている店舗に行くと、ヘッドのメッキや塗装、仕上げの異なるモデルが並べられていました。

シャフトのバリエーションも豊富で、フジクラのTRAVIL105、DGMID TOURISSUE、ラウネアイアンシャフトなどが組まれたクラブを試打することができました。

MXフォージドプロアイアンは高価格設定になっていますが、恐らく割引のない定価販売のプレミアムモデルになっていると思います。

MXフォージドプロアイアン

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試打クラブ

7番アイアン ロフト32°

MXフォージドプロアイアンを実際に打ってみると、フェースの芯でインパクトした時とオフセンターヒットした時の打感の違いがはっきりわかる特徴を感じました。

試打室ではトータル145yard程度と飛距離性能は標準的ですが、操作性は抜群でボールを前に押し込めるような操作性の高さを感じました。

ミズノプロ243アイアンも7番アイアンのロフトは32°になっていますが、MXフォージドプロアイアンよりも分厚いヘッド構造で一番手くらいは飛ばせるヘッドになっています。

MXフォージドプロアイアンは飛距離性能よりも、操作性と弾道を打ち分ける性能に特化したモデルになっています。

デザインと打感

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MXフォージドプロアイアンは丸みのあるヘッド形状で、ミズノプロ241アイアンを一回り大きくしたようなデザインになっています。

もう一つのツアーモデルであるJPX923ツアーアイアンはトップブレードが角張ったシャープな形状をしていますが、MXフォージドプロアイアンの方がソール幅が広く打点部分も厚めになっていると思いました。

MXフォージドプロアイアンはツアーモデルに分類されますが、241アイアンやJPX923ツアーよりも寛容性は高いように思いました。

試打室ではフェース中央でインパクトすると、ミズノらしい柔らかい重厚な打感を感じました。

ミスヒットした時は硬めの打感になりますが、飛距離が落ちることはほとんどなく多少のミスにも強いアイアンだと思いました。

ダイナミックゴールドMID TOUR ISSUE

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シャフトスペック(S200)

重さ  130g     トルク非公表 中元調子

元祖ダイナミックゴールドは粘りのある元調子シャフトですが、ダイナミックゴールドMIDはシャフト全体にスピード感を持たせたモデルです。

DGMID TOURISSUEを打ってみると、重量感はありますが全体的に張りが強くフィニッシュまでスピーディに振り抜ける良さを感じました。

軽量モデルのDGMID115は、中手元のしなりが大きい特徴がありますが、TOURISSUEは手元のしなりは控えめで先端がわずかにしなり戻る捕まりの良さを感じました。

元祖DGの強い粘り感が苦手なユーザーや、モーダスシリーズではしなりが大きく感じるユーザーにおすすめのシャフトです。

限定モデルのMXフォージドプロアイアンは、マッスルバックの231アイアンよりもミスヒットに強く、ボールコントロール性能の高いモデルになっています。

ぜひ一度、試してみてくださいね!