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TOUR AD FIシャフトスペック別試打評価

2025年モデルのグラファイトデザインの新作、TOUR AD FIは歴代モデルの中でも珍しいグリーンカラーを採用しています。

グラファイトデザインのグリーンカラーを採用したモデルは、小平智選手が愛用していたクアトロテックがありましたが新作のTOUR AD FIはどのような性能があるのか、レビューしたいと思います。

 

TOUR AD FI

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TOUR AD FIは、TOUR AD GCで採用したシャフトのねじれとつぶれを抑え、高いミート率とボールスピードへと導く技術を継承しています。
低重心、低スピン化するヘッドトレンドに合わせ、シャフト先端を特殊な技術で補強する「トルネードチップテクノロジー」を搭載し、初速を落とさず高い打ち出しでフェアウェイを狙える設計になっています。

実際に打ってみると、シャフト全体の動きは控えめで先端の挙動が穏やかなので、安定したインパクトをしやすく感じました。

試打をしている時は、どこがしなっているのかわからないくらい動きが少なく、手元辺りでタイミングが取れる元調子に近い挙動を感じました。

TOUR AD FIはどちらかと言うと、元調子、中元調子を好むユーザーにおすすめのモデルです。

個人的には、前々作のTOUR AD VFに似た挙動のあるシャフトだと思いましたが、VFは先端の動きで捕まりの良いモデルですが、FIは捕まる動きが少ないのでその点が異なり、手元の粘り感はそっくりだと思いました。

TOUR AD FI 60(S)

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試打クラブ スリクソン ZXi LSドライバー

重さ  66g     トルク 3.2

TOUR AD FI 60Sはしっかりとした重さがあり、他の60Sと比較するとトルクが少なめで、やや硬めのスペックになると思います。

実際に打ってみると、中手元辺りのマイルドなしなり感があるのでタイミングが取りやすく、インパクトにかけてシャフトが走り過ぎないので、ボールに当てやすく感じました。

走り系と言われるようなスピーディな動きはしないシャフトなので、余計な動きがない安定感のあるシャフトだと思います。

TOUR AD FI 70(S)

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シャフトスペック

重さ  75g     トルク  2.9

TOUR AD FI 70Sは、60Sのフィーリングはそのままに、60Sをわずかに引き締めたようなロートルクのスペックになっています。

振り応えのあるスペックですが、パワーのあるユーザーにとっては重みがある分、安定感があるので、曲がりにくいショットにつながるスペックなのではないかと思いました。

ドライバーでは少しハードなスペックになりますが、フェアウェイウッドと組み合わせると地面から安定してインパクトしやすいのではないかと思います。

ぜひ一度、試してみてくださいね!