Golf Powers 試打レビュー☆

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テーラーメイドバーナーミニドライバー試打評価(2023年)

 

 

2023年モデルのバーナーミニドライバーは、契約プロであるトミーフリートウッドなどが使用して話題になりましたが、いよいよ日本でも発売されます。

前作の300ミニドライバーからどのように進化したのか、レビューしたいと思います。

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試打クラブ    ロフト  11.5°  

シャフト       マミヤプロフォース 65

バーナーミニドライバーを打ってみると43.5インチの長さと、ヘッド体積304ccのコンパクトヘッドがとにかく振りやすくミート率が高くなるメリットを感じました。

フェアウェイウッドと同じくらいのティアップで打ちましたが、捕まりは良くボールが上がりやすいやさしさも好印象でした。

試打室でドライバーと打ち比べてみると飛距離の差は10yard程度ありましたが、3番ウッドよりは楽に飛ばせるのでティショットで充分力を発揮するクラブだと思います。

個人的にはプロフォース65仕様でもバランスがD4になりヘッドが効いているので、重みを感じやすくタイミングの取りやすさを感じました。

可変ウエイト初搭載

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バーナーミニドライバーは、前作よりも低重心になってスピン量が増えて楽にボールが上がるようになりました。

テーラーメイドのミニドライバー初となる可変ウエイトがヘッド前後の2箇所に装備されているので、スピン量を抑えたい時はフェース側のウエイトを重く、寛容性を高めたい時はヘッド後方を重くするなどの調整ができるようになりました。

ZATECHチタンフェース

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ZATECHチタンは強靭さと柔軟性を併せ持つ素材で、SIM2フェアウェイウッドに採用されたフェースと同じ素材です。

実際に打ってみるとやや硬めのしっかりとした打感で、フェースの厚みを感じる手応えを感じました。

弾き感が強い高音の打音で、一般的なフェアウェイウッドによくある打音に近いように思いました。

フェースはツイストフェースになっていて芯も広いので、寛容性の高さも感じました。

ミニドライバーのメリット

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ミニドライバーはフェアウェイウッドと同様に、ティショットやフェアウェイからのロングショットを打つ時など役割が重なりますが、構造に違いがあります。

バーナーミニドライバーの慣性モーメントは約6700、ステルス2フェアウェイウッドの慣性モーメントは約4700なので、圧倒的にミニドライバーの方がミスヒットに強く寛容性が高くなっています。

バーナーミニドライバーはヘッド体積が300cc程度なので、ヘッドターンしやすくオートマチックに捕まる弾道が打ちやすくなっています。

ドライバーショットにスライスの悩みがあるユーザーには打ってつけのクラブで、シャフトが短い分ナイスショットの確率が上がるメリットがあると思います。

マミヤ プロフォース65

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シャフトスペック(S)

重さ 67g     トルク  4.5     中調子

純正シャフトのプロフォース65は、67gとやや重めのシャフトで中間部分が大きくしなる捕まりの良いシャフトです。

手元から中間の粘り感が強く、しなり戻りはスピード感のあるシャフトです。

バーナーミニドライバーは捕まりの良いヘッドなので、ドローヒッターには捕まり過ぎると思うのでカスタムシャフトをおすすめします。

スピーダーNXブラック

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シャフトスペック 60 (S)

重さ 65.5g    トルク  3.8    先中調子

2023年モデルのスピーダーNXブラックは先端から中間のトルクを絞りヘッド挙動を安定させて、ミスヒットをしてもヘッドがブレることなく球のばらつきを抑えるように設計されています。

今作のBSドライバーに標準カスタムシャフトとしてラインナップされていますが、捕まりが良くドローボールを打ちやすいシャフトだと思います。

6Sのシャフト先端のしなり量は多く、ドローヒッターにとってはフックし過ぎてしまうくらいの捕まりがあります。

ボールを捕まえるのが苦手なユーザーには、ドローボールが打ちやすくなるのでおすすめです。

バーナーミニドライバーは数量限定になっていますがセレクトストアモデルではないので、通常の割引価格で買えるのも魅力の一つです。

ぜひ一度、試してみてくださいね!