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テンセイプロブルー1Kスペック別シャフト試打評価

 

 

2023年モデルのテンセイプロブルー1Kがホワイト、オレンジに続いて7月に発売されます。

過去2モデルは元調子でややハードなシャフトでしたが、ブルーはクセのない中調子で適正な打ち出し角とスピン量が得られるやさしいモデルと言われています。

三菱ケミカルのシャフトレンタルで、50TX、60Xの試打をしたレビューをしたいと思います。

マイルドなブルー

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今回、試打をしたのは硬めのフレックスですが、テンセイプロブルー1Kは手元から中間のしなりが残されているのでタイミングが取りやすく、しなり戻りによって中打ち出し、中スピン弾道が打てるやさしさを感じました。

テンセイシリーズは先端剛性が高くなっていますが、ブルーは一般的なシャフトと同等のマイルドさがあるので万人に扱いやすいモデルになっています。

松山英樹選手が昨年のヒューストンオープンでテストしていましたが、ツアーADDIのような捕まりの良さが似ているためテストに至ったのかもしれません。

テンセイオレンジやホワイトは剛性感が高く捕まりが抑えられていますが、テンセイシリーズの中でもやさしいモデルを使いたいユーザーにおすすめです。

テンセイプロブルー1Kは打ち出しが上がりスピン量が増えやすいので、弾道が低めのユーザーにはキャリーが伸びて飛距離アップが期待できるシャフトです。

テンセイプロブルー1K  50TX

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シャフトスペック

重さ 56.5g    トルク  4.8    中調子

50TXはシャフト全体の剛性感が高く引き締まったフィーリングですが、中手元あたりのしなりは感じられるので軽硬シャフトが好みのユーザーにおすすめです。

軽硬シャフトなので慣性モーメントの高い大型ヘッドを、楽に振れるメリットがあると思います。

50TXはそれほどスピン量が増えないので、普段スピン量が多く高弾道になりやすいユーザーに合うスペックだと思います。

テンセイプロブルー1K  60X

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シャフトスペック

重さ 63.0g    トルク  3.9    中調子

テンセイプロブルー1Kの60Xは他のモデルのXフレックスと比べると、ガチガチに硬くないマイルドさを感じました。

重さは60g台の前半なのでシャープに振りやすく、軽快に振り切れる良さを感じました。

テンセイプロブルー1Kの6Sは軽めの重量でトルクが多めなので、少し硬めのシャフトが好みのユーザーには60Xがおすすめです。

テンセイプロ1Kオレンジやホワイトはしなり戻りのスピードが速い特徴がありますが、ブルーはゆっくりしなり戻りタイミングの間が取れる良さがあると思います。

テンセイAVブルー

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 試打クラブスペック

TSR 3    5番ウッド

シャフト

テンセイAVブルー 55 (S)

テンセイAVブルーはテンセイプロブルー1Kとは違い手元部分にアルミニウムが使われていて、しなやかさと粘るフィーリングが特徴のシャフトです。

AVシリーズにはブルーの他にホワイト、オレンジがありますが、タイトリストが日本仕様として販売しているのはブルーのみです。

 3モデルの中でブルーは1番しなり量が多く、スピン量が増える傾向にあるのが特徴です。

三菱ケミカルのUSサイトには中スピン、中弾道性能があるとのことですが、実際に打ってみてもそれほどロースピンにはならず、球の高さもそれなりに出るので幅広いユーザーに扱いやすいシャフトだと思いました。

テンセイAVブルーは手元の滑らかなしなりでタイミングが取りやすく、先端はそれほど硬くないのでインパクトが安定する印象です。

テンセイAVブルーは1Kブルーとかなり近い特徴があるので、コスパを考えるとAVブルーの方がお得にカスタムできるのでおすすめです。

ステルス2ドライバー

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ステルス2ドライバー  ロフト 9°

シャフト

テンセイプロブルー1K

ステルス2ドライバーは曲がりにくい安定感がありながら、歴代モデルと比較しても楽に振り切れる素直な挙動が扱いやすいドライバーになっています。

前作のステルスシリーズはロースピン傾向が強くボールが上がりにくい印象でしたが、ステルス2ドライバー(ノーマル)はロフト9°でもボールが上がりやすく捕まりが良くなりました。

個人的には前作のステルスドライバー(ノーマル)やSIM2MAXドライバーは、スイング中にヘッド後方が重く感じやすく安定感はあっても振りにくさを感じました。

ステルス2ドライバーはヘッドターンのしやすさが絶妙で、操作性と安定感のバランスが良くストレスなく振り切れる良さがあると思います。

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テンセイプロブルー1Kと組むと重量がやや軽めに設定されていてシャープな挙動なので、安定性の高いステルス2ドライバーでも楽に振り切れる良さを感じました。

ドライバーを粘り系の軽硬シャフトで、楽に振りたいユーザーにおすすめです。

ステルス2ドライバーとの組み合わせは、基本的に打ち出しが上がりスピン量が増える傾向があるので、キャリーを伸ばしやすい組み合わせだと思います。

ぜひ一度、試してみてくださいね!