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ヤマハインプレスドライブスターアイアン番手別試打評価

 

 

2023年モデルのインプレスドライブスターアイアンは、7番アイアンのロフトが超ストロングの25°に設定されている飛び系アイアンです。

新素材フェースによる高い反発性能と超低重心によって、打ち出しを上げて飛ばせるアイアンになっているようです。

今回はヤマハクラブレンタルで、アイアンセットの試打をしたレビューをしたいと思います。

高反発フェース

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インプレスドライブスターアイアンのフェースには、高い強度と粘りを持つX37という新素材が採用されています。

この極薄フェースは反発性能が高く、さらなる初速アップが可能になるため飛距離アップにつながります。

実際に打ってみるとフェースの弾き感が強く、一番手以上の飛距離を打つことができました。

新素材の柔らかい打感と、打点によっては硬めの弾き感を強く感じましたが、他のメーカーに例えるとPINGのG430アイアンの打感に似ているように思いました。

ドライブスターアイアンは高初速フェースとストロングロフトで、飛距離性能が抜群のモデルになっています。

超低重心ヘッド

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アイアンのヘッド内部には7番アイアンで46gものタングステンウエイトが装備されていて、ストロングロフトでも高弾道が打てるように作られています。

確かにストロングロフトの割には中弾道がオートマチックに打ちやすく、スピン量が少なく止まりにくい弾道にはなりませんでした。

ドライブスターアイアンはヘッドサイズが大きくソールのウエイトが効いているのでシャープな操作性はありませんが、弾道を打ち分けずにオートマチックにストレート弾道を打ちたいユーザーにはおすすめです。

デザイン

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ヤマハの顔にこだわって作られた飛び系アイアンですが、ブレード長は長いもののトップブレードは薄く作られているので野暮ったさは感じないデザインになっています。

寛容性の高いワイドソールも、構えた時に見えないように工夫されています。

グースはしっかり付いていて捕まりやすく見えるので、アイアンに安心感を求めるユーザーにおすすめです。

練習場試打データ

計測器 ボイスキャディSC300

PW  ロフト37°

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8番アイアン ロフト28°
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7番アイアン ロフト25°
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飛距離性能は標準的なアイアンと比べて、一番手以上高い飛距離性能がありました。

そもそもロフト設定が違うので飛ぶのは当たり前かもしれませんが、5番アイアンの飛距離を7番アイアンの長さで楽に打てるメリットがあると思いました。

スピン量は少なくなっていますが実際の弾道は中弾道になっていて、ボールが止まらなくて困るほどではありませんでした。

ドライブスターアイアンはPW〜7番アイアンのセット販売になっていますが、7番アイアンで160yard飛ばせるならそれ以上の番手はロングアイアンを入れなくても4番ユーティリティがあれば問題無さそうです。

ドライブスターアイアンのロングアイアンはロフトが立ち過ぎてボールが上がりにくいと思うと、4番ユーティリティの方が高弾道で楽に攻められるのでやさしいセッティングになると思います。

ぜひ一度、試してみてくださいね!