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クリーブランド RTX6ジップコアウェッジLOW+試打評価

 

 

2023年モデルのクリーブランドRTX6ジップコアウェッジは、新フェースによって悪条件化のスピン性能がアップしました。

進化したジップコアテクノロジーによって上下慣性モーメントが高くなり、安定した飛距離とスピン性能が備わっているようです。

今回はRTX6のロフト56°、LOW +グラインドを購入して使用したレビューをしたいと思います。

NEWジップコア

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ロフト 56°

シャフト

ダイナミックゴールド 120  X 100

RTX6はジップコアテクノロジーが進化をしたことで打点がブレても方向安定性が高まり、一定のボールスピードで飛距離のばらつきが軽減するメリットがあります。

ネック形状を太く長くしたことで余剰重量を再配置することができ、慣性モーメントを増やしながらも重心位置をフェースセンターに近づけることを可能にしています。

練習場で打ってみるとフルショットの場合、80yard先の落下地点にピタッと止まる弾道になりスピン性能の高さを感じました。

続けて打っていても縦距離の安定感が高く、スイングなりの距離を安定して打てる良さを感じました。

HydraZipフェース

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ロフト角が大きいウェッジはフェース面が濡れているとボールが滑りやすくなり、スピン量が減る傾向があります。

HydraZipフェースは特殊加工をすることで、ボールとフェースの間に水分が入り込んだ時にスピン量を増やすように作られています。

そのためボールが濡れている時でも渇いている時でも、キャリーの距離と打ち出し角の条件を同じにすることを可能にしています。

実際に打ってみるとしっかりした硬めの打感で、安定したヘッド挙動なので慣性モーメントが高いのも納得できました。

悪条件化のスピン性能については、コースで試してみたいと思います。

デザイン

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構えてみるとオーソドックスなヘッド形状で、CVXウェッジと比べるとコンパクトなヘッドサイズになっています。

ホーゼルネックの長さが強調されていますが、長いホーゼルのウェッジは珍しくないので気になるほどではありませんでした。

フェース面を見てみると全体の精密なミーリングがきれいで、いかにもスピン性能が高そうな形状になっています。

オフセットはツアーモデルらしく控えめになっているので、被って見えないアングルが目標に構えやすく感じました。

LOW+グラインド

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プロの要望に応えて作られたLOW+グラインドは、ロフト54°と56°のみに採用されています。

LOW+の特徴はソールが大きく削られている形状で、フェースを開いても操作しやすくバンカーショットに強い特徴があります。

メーカーが推奨するスイングタイプはレベルブロー、ライ別の使用状況は地面が硬いライに適しているとされています。

バウンスは他のグラインドと比べて少なめの8°なので、大きいバウンス角が苦手なユーザーにおすすめです。

LOW+は他のモデルに比べて難しいイメージがありますが、ソール幅はやさしいモデルと変わらずサンドウェッジの役割を充分果たしてくれると思います。

アプローチの時に芝が薄い状況などでも、ソールが邪魔をせず抜けが良くなるウェッジだと思います。

ぜひ一度、試してみてくださいね!