2024年モデルのAIスモークアイアンは、7番アイアンで
28°とストロングロフトですが、シャープな見た目で構えやすいモデルになっています。
さらに中空構造のヘッドはミスヒットに強くボールが上がりやすくなっていますが、実際に打ってみたレビューをしたいと思います。
AIスモークアイアン(ノーマルモデル)
試打クラブ
7番アイアン ロフト 28°
パラダイムAIスモークアイアンはストロングロフトの飛び系モデルですが、構えた時の見た目はやさしいモデルとは思えないくらいのオーソドックスな形状をしています。
飛び系アイアンにはグースが多かったりオートマチック過ぎるモデルがありますが、AIスモークアイアンはバランスの取れたヘッドでとても振りやすくなっています。
最近のキャロウェイのやさしいアイアンには、ヘッド後方にわかりやすくタングステンウエイトが装備されていますが、AIスモークアイアンはウエイトが邪魔をせずに振りやすいのが良い所だと思いました。
試打室では捕まりの良い高弾道を打ちやすく、キャリー150yard、トータル160yardだったので、7番アイアンとしては充分な飛距離性能だと思います。
デザインと打感
AIスモークアイアンのヘッドは、比較的コンパクトなブレード長と適度なグースネックで構えやすく感じました。
ソール幅は標準的な広さなので、打ち込んでも払い打っても打ちやすく抜けの良い形状になっています。
ヘッド内部にはウレタンが装備されているので、弾き感の少ないソフトな打感になっています。
AIスマートフェース
パラダイムAIスモークシリーズのメインテクノロジーは、数万ものスイングデータを基にAIが解析をしてどのような打ち方であってもスピン量や打ち出し角を補正する機能があるとのことです。
それによって弾道のばらつきを減らすことができるそうですが、試打室ではまとまりのあるストレート弾道を打ちやすかったですがミスを補正するほどの感触はありませんでした。
AIスマートフェースの恩恵は、練習場やコースなどで繰り返し使うことによってわかるのかもしれませんね。
ダイナミックゴールドMID 115
115スペック(S200)
重さ 115g トルク 非公表 中調子
キャロウェイがカスタムシャフトとして採用しているダイナミックゴールドMIDは、重量級の130と中量級の115がラインナップされています。
DGMIDにはブラックベースの新デザインが採用されて、かっこよくなったように思います。
DGMIDはシャフト中間部を硬くすることで先端を柔らかくして、打ち出し角を上げてスピン量が増える特徴があるので元祖DGよりもボールが上がりやすくなっています。
実際に打ってみると中元調子的な挙動で、手元のタメを作りやすく先端がゆっくりしなり戻るフィーリングで、DGらしい粘り感がありました。
DGMID115は今までにないタイプのシャフトで、高弾道を打ちたいユーザーや捕まりを求めるユーザーにおすすめのシャフトです。
AIスモークアイアンは寛容性と飛距離性能の高さ、シャープなデザインと打ちやすさのバランスの取れたモデルになっています。
ぜひ一度、試してみてくださいね!