2025年モデルのQ i35フェアウェイウッド(ノーマルモデル)は、直進性と高弾道のバランスが取れたモデルです。
前作、Q i10フェアウェイウッドは、契約外のプロも使用した人気モデルでしたが、新しくなったQ i35フェアウェイウッドは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
Q i35フェアウェイウッド
試打クラブ 5番 ロフト 18°
Q i35フェアウェイウッドは、前作よりもヘッド後方を低くすることでさらなる低重心化が可能になり、ボールが上がりやすくなっています。
進化したヘッド形状とツイストフェースに、AIで設計されたオプティフェースにより高弾道で、且つ弾道のバラつきを抑える設計がされています。
実際に打ってみると、適度な捕まりで曲がりにくく、ストレート弾道を打ちやすい性能を感じました。
Q i35フェアウェイウッドはフェース側にウエイトを装備していますが、ダイレクトにボールインパクトできるような感覚で、ヘッドのもたつきがない良さがあると思います。
テーラーメイドの5番ウッドは、標準よりも短い約42インチのクラブ長なのでヘッドバランスが出やすく、重みを感じながら振れる所も個人的に気に入っています。
飛距離性能は高く、試打室ではトータル198yardを計測しました。
デザインと打感
Q i35フェアウェイウッドの5番ウッドは、オーソドックスな形状とコンパクトなヘッドサイズで構えやすく感じました。
ツイストフェースによって、トウ側のフェース下部がやや膨らんでいるように見えますが、慣れてしまえば気にならないと思います。
Q i35フェアウェイウッドは、フェースからボディ全体を高級感のあるマット調の黒いクロミウムカーボンでまとめたデザインになっています。
写真では光が反射していますが、実際には落ち着いた基調で構えやすく感じました。
最初はグレーのようなカラーリングだったので、見え方が心配になりましたが、個人的には気になるほどではありませんでした。
進化したヘッド形状と重心位置によりパフォーマンスを犠牲にすることなく、全モデルで±2°のロフト・ライ角の調整が可能なロフトスリーブを搭載しています。
ユーザーが求める飛距離、弾道の調整が可能になっています。
ディアマナブラックTM60
シャフトスペック 60(S)
重さ 63g トルク 3.1 元調子
テーラーメイドの純正シャフトの中では、最も重くしなり量の少ないハードなシャフトです。
60Sのスペックはカスタムシャフト並みの数値になっていますが、実際の振り心地もしなりが少なく硬い先端で、叩いてもブレないシャフトに仕上がっています。
手元辺りの粘る挙動でタイミングが取りやすく、先端はゆっくりしなり戻るので、元調子ユーザーには扱いやすいシャフトだと思います。
ぜひ一度、試してみてくださいね!