2025年、8月発売のミズノプロM-15アイアンは、シリーズの中では最も飛距離性能の高いモデルですが、デザインやヘッド素材を一新して登場しました。
新しくなったミズノプロM-15アイアンは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
M-15アイアン

試打クラブ 7番 ロフト 29°
M-15アイアンは、前作の245アイアンの後継モデルですが、マッスルバックのようなシャープなデザインにリニューアルされました。
M-15アイアンは、ロングアイアン(4~7番)で約50グラムのタングステンウエートをソールから浮かせて配置することで、さらなる高反発化と低重心化を実現し、高弾道で飛ばせる性能を追求しています。
ミドルアイアン(8番)は飛びと操作性を両立する中空構造としています。ショートアイアン(9番~GW)は高重心でスピン性能を追求した半中空の軟鉄(S25CM)を採用しています。
本体のソフトステンレススチール(SUS431)は全ての番手共通で、打感では違和感が出にくいように設計されています。
実際に打ってみると、試打室ではトータル170yardを計測しましたが、同時に打ち比べたM-13アイアンよりも10yard程度、飛ぶ結果になりました。
M-15アイアンは、ややスピン量が抑えられた中〜高弾道のボールが打ちやすく、アイアンに飛距離性能を求めるユーザーにおすすめのモデルだと思います。
中級者向けのM-13アイアンでは難しさを感じるユーザーには、寛容性の高いM-15アイアンがおすすめです。
デザインと打感


M-15アイアンのバックフェースは、マッスルバックのS-1アイアンをボリュームアップしたようなデザインになっています。
このデザインにすることで、中空構造を感じさせないくらいシャープな形状に見えるので、前作よりもコンパクトになったように思いました。
ミドルからロングアイアンには高反発素材のクロモリ鋼が採用されていますが、弾き感の中にもミズノらしい重厚な打感を感じました。
新しくなったM-15アイアンは、高い飛距離性能と寛容性を両立して、さらに洗練されたデザインにリニューアルされています。
ぜひ一度、試してみてくださいね!