2025年モデルのミズノプロM-13アイアンを発売と同時に購入したので、早速、練習場で打ってみました。
今回は、番手別に打ってみた印象をレビューしたいと思います。
M-13アイアン


試打クラブシャフト プロジェクトX6.0
ミズノプロの3シリーズは、番手別の最適設計と最適素材を採用することで、番手ごとにスピン量や飛距離性能、必要となる操作性を発揮できるように設計されています。
ショートアイアンにはスピン量と軟鉄のピュアな打感を、ミドルアイアンには操作性と飛距離性能を、ロングアイアンにはボールの上がりやすさとミスヒットに強くなるように設計されています。
以下では、番手別に打ってみたレビューをお伝えします。
PW・9番・8番


左からPW・9番・8番
M-13アイアンを練習場で手にしてみると、店頭で見たよりも小さく見えてコンパクトな印象を持ちました。
トウ側が丸い形状になっている和顔で、構えてみると以前使用していた、テーラーメイドP770アイアン(25年)よりも一回りコンパクトなサイズ感になっています。
PWと9番は、操作しやすくスピンがかかる設計で、1ピース、フェースネック一体構造の軟鉄鍛造アイアンを採用することで、打感の良さを追求しています。
練習場では柔らかいというより、しっかり目の打感で飛距離をしっかり出せるショートアイアンになっていました。
PWと9番は、単一構造のヘッドなので飛距離性能は未知数でしたが、飛ばしやすいミドル〜ロングアイアンにつながる飛距離の階段を作りやすいアイアンになっています。
7番・6番・5番


左から7番・6番・5番
ミドル〜ロングアイアンも比較的コンパクトサイズで、トップブレードが薄いのでシャープな印象を受けました。
ソール幅はやや狭く、トリプルカットソールのグラインドも深いので、地面の抵抗は最小限に抑えられるように思います。
複合素材のヘッドですが、球持ちの良い柔らかい打感で、ヘッドバランスがD2の割には軽く振り切りやすいフィーリングを感じました。
飛距離性能は、以前使用していた中空構造のP770アイアンよりも少し飛ばせる性能がありました。
試打室の時よりも、練習場の方がリアルな飛距離性能を感じる結果になりました。
5番アイアンからは、飛びを求めたフルポケットキャビティ構造で、CORを大きくし薄肉エリアを広げることで、高初速エリアを拡大しています。
ロングアイアンは飛距離性能だけでなく、スピン量が確保されるのでボールがしっかり上がってくれました。
M-13アイアンは、単に飛ぶだけのアイアンではないので、ボールが上がってグリーン上で止まりやすい弾道を打てるモデルになっています。
ミズノプロとはいえ、寛容性も標準的で特別難しいモデルではなく、アイアンにコントロール性能と飛距離性能、スピンの効いた弾道を打ちたいユーザーにおすすめのモデルです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!