2025年、8月発売のミズノプロM-13アイアンは、前作243アイアンの後継モデルですが、デザインやヘッド素材を一新して登場しました。
新しくなったミズノプロM-13アイアンは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
M-13アイアン

試打クラブ 7番 ロフト 32°
ミズノプロの3シリーズは、番手別の最適設計と最適素材を採用することで、番手ごとにスピン量や飛距離性能、必要となる操作性を発揮できるように設計されています。
ショートアイアンにはスピン量と軟鉄のピュアな打感を、ミドルアイアンには操作性と飛距離性能を、ロングアイアンにはボールの上がりやすさとミスヒットに強くなるように設計されています。
M-13アイアンのミドル、ロングアイアンは前作とは違い中空構造に近い複合構造になっている所も、高められた寛容性を表しているように思います。
試打室で実際に打ってみると、トータル160yardを計測しましたが、ロフト32°の割には飛距離性能は高いアイアンだと思いました。
程よい操作性で高弾道ドローボールを打ちやすく、進化した複合ヘッドによって、ミスヒットへの寛容性が高まっているように感じました。
今年のミズノプロシリーズには、マッスルバックのS-1、寛容性を高めたS-3がありますが、飛距離性能と寛容性を求めるユーザーにはM-13アイアンがおすすめです。
デザインと打感


M-13アイアンに採用されたトリプルカットソールは、フルショットの際に抜けの良さを求めるプレーヤーのために、リーディングエッジとトレーリングエッジをグラインドしているので、芝との適応性を向上させています。
前作よりも深くなったグラインドは、特に芝の上で抜けの良さを感じられると思います。
基本的な形状は前作と変わっていませんが、トップブレードが若干薄くなったので、よりシャープに感じられるのではないかと思います。
ミドルからロングアイアンには高反発素材のクロモリ鋼が採用されていますが、弾き感の中にもミズノらしい重厚な打感を感じました。
ぜひ一度、試してみてくださいね!