KBSツアーライトは元祖KBSツアーの軽量版で、より捕まりやすくボールを上げやすいシャフトです。
元祖KBSツアーを打った時はボールの上がりやすさとスピンの入りやすさに感動しましたが、軽量版のKBSツアーライトがどのような性能なのかレビューしたいと思います。
やさしくなったKBSツアー
試打クラブ
スリクソン ZX4MkⅡアイアン
シャフト
KBSTOUR LITE 100(S)
重さ 100g トルク 2.9 先調子
ノーマルモデルのKBSツアーはSフレックスの重量が120gとやや重めのシャフトですが、KBSツアーライトは軽量化されてトルクが増えているので、普段90g台のシャフトを使うユーザーにも扱えるスペックになっています。
KBSツアーライトは打ち出しが高くなり高スピン弾道を打ちやすいので、低スピンになりがちなストロングロフトの飛び系アイアンでもボールが上がりやすいメリットがあります。
振り心地は先調子系の先端の走るフィーリングがありますが、走り過ぎないゆったりとしたしなり戻りなので、中調子や元調子ユーザーにも使いやすいシャフトだと思いました。
KBSツアーライトは捕まりの良いシャフトを好むユーザーや、アイアンショットでより高弾道を打ちたいユーザーにおすすめです。
スペックは3種類
KBSツアーライト 95 (R)
重さ 95g トルク 3.0 先調子
KBSツアーライト 100(S)
重さ 100g トルク 2.9 先調子
KBSツアーライト 105(X)
重さ 105g トルク 2.8 先調子
KBSツアーライトは90g台〜105g台のラインナップがありますが、どのスペックも比較的トルクは多く先端の動きがあるので、捕まりが良く高弾道になりやすいシャフトです。
100Sを打ってみましたが先端のしなり量は感じやすいスペックなので、ユーザーに合わせて重さとフレックスを選ぶことができると思います。
ちょうど真ん中の100Sを打ってみると、自分に合うスペックが95Rなのか105Xなのかの基準になると思います。
個人的には弾道が低めのタイプなのでKBSツアーライトを組み合わせると、軽量シャフトの振りやすさと弾道が高くなるメリットを感じました。
スリクソンZX4MkⅡアイアン
7番アイアン
ロフト28.5°
KBSツアーライトは、スリクソンのアイアンにカスタムシャフトとしてラインナップされています。
ZX4MkⅡアイアンは飛び系でありながらシャープな形状で、スリクソンらしい打感の良さがあるモデルです。
オートマチックに打てるやさしさもあるので、KBSツアーライトのような先端に動きのあるシャフトと相性が良いと思いました。
ZX4MkⅡアイアンはストロングロフトですが、KBSツアーライトはボールを上がりやすくしてくれるので、高打ち出しで飛距離を伸ばしやすい組み合わせになりました。
KBSツアーライトは、今までの軽量シャフトにはなかった個性のあるモデルになっていると思います。
ぜひ一度、試してみてくださいね!