短尺シャフトのメリット!
・試打クラブスペック
プロギアRSFドライバー✖️スピーダーSLK 6S
短尺専用の、スピーダーSLKを試打しました。
45インチ程度のドライバーと比べると、コンパクトに振りやすく何回打っても同じスイング軌道で楽に振ることができました。短尺シャフトにすることで、スイングの再現性が高くなるメリットを感じました。
大型化、高慣性MOIが進むドライバーは振りづらさを感じることがありますが、スピーダーSLKは大型ヘッドを振りやすくしてくれる良さがあります。
長さにすると平均的なドライバーより1インチ(2.54cm)程度の差ですが、この差が振り心地を大きく変えてくれるんです!
短尺シャフトのデメリット!
試打室の計測器ではシャフトが少し短い分、ヘッドスピードと飛距離が少し落ちました。
飛距離にすると、10yard程度飛ばなくなりました。
飛距離の差はインパクト効率の良し悪しで、1インチ程度の差はすぐに埋められそうな気がします。芯で捉えるかどうかが大きいので、短尺のミート率が上がると思うとデメリットと言うほどでは無いかもしれません。
スピーダーSLKのフィーリング
・スペック
40R 46.5g トルク7.2 /40S 48.5g トルク7.1
50R 56.5g トルク6.1 /50S 58.5g トルク6.0
50X 62.0g トルク5.9
60S 66.5g トルク5.1 /60X 71.0g トルク5.0
スピーダーSLKは短尺になっても、振り心地を損なわないように様々なテクノロジーが採用されています。
同じフジクラのアイアンシャフトのMCIは、シャフトの先端に金属管を組み合わせることで、適性なバランスを保ちながら振りやすいように作られています。
SLKも同じように金属管が組み込まれていて、適性バランスにして違和感無く振りやすくなっています。
実際に打ってみると6S(トルク5.1)ハイトルクの割には、しなりは少なく感じました。個人的には硬過ぎず柔らか過ぎず、振りやすく感じました。
しなり戻りのスピード感も継承されていて、スピーダーNXのしなり方に似ているように感じました。
中手元のしなりはタイミングが取りやすく、先端は金属管の作用で当たり負けしない叩けるシャフトです。
SLKの組み合わせとしては、どんなタイプのヘッドでも大きな間違いにはならないような気がします。
ぜひ一度試してみてくださいね!