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PINGブループリントSアイアン試打評価(2024年)

 

 

2024年モデルのブループリントSアイアンは、契約プロのサヒスティーガラ選手やホアキンニーマン選手が使用して勝利して話題になったアイアンです。

ブループリントSアイアンは名器i210アイアンを感じさせるデザインですが、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。

ブループリントS

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試打クラブ    7番 ロフト 33°

PINGの契約プロが続々とブループリントSアイアンに移行していますが、過去モデルのS55アイアンを長く愛用していたバッバワトソンもブループリントSにスイッチして話題になりました。

新作のブループリントアイアンは2種類にモデル分けされていて、操作性が高く抜けの良いマッスルバックのブループリントTアイアンと、適度な操作性と寛容性を高めたのがブループリントSアイアンです。

かつての名器i210アイアンに似たヘッドデザインで、広めのソールがボールを拾ってくれるイメージが湧きます。

実際に打ってみるとややオートマチックな操作感でゆっくりヘッドターンするアイアンなので、多少のミスを打ち消してくれる寛容性を感じました。

飛距離性能はトータル140yard程度で、ロフトなりの飛距離になりました。

同時に打ち比べたブループリントTアイアンとの飛距離の差はなく、操作性とスピン量の違いがある程度だと思いました。

ブループリントSアイアンはシャープな形状で、操作性を高めながらミスにも強いバランスの取れたアイアンになっています。

デザインと打感

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ブループリントSアイアンは、薄いトップブレードとストレートに近いネック形状がシャープなデザインになっています。

ブレード長は適度な長さがあるので難しくは感じませんでしたが、PINGのアイアンの中では操作性を重視したコンパクトサイズに分類されると思います。

ブループリントSアイアンはバックキャビティ内部にインサートが装備されているので、球持ちの良いソフトな打感になっています。

TRAVILアイアンシャフト

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シャフトスペック 85  S 

重さ  88g    トルク  2.7    中元調子

フジクラのTRVILアイアンシャフトは、発売前から渋野選手や高橋彩華選手などの女子プロが使用して話題になったシャフトですが、PINGのアイアンにもカスタムオーダーができるようになりました。

TRVILはとにかく楽に高弾道が打てて自然と落下角が大きくなるので、狙った所にピンポイントに打てる所が特徴になっています。

実際に打ってみると強振しなくてもシャフトが勝手にボールを拾ってくれるので、アイアンショットが楽になる印象でした。

TRVILは中元調子の特徴がありますが、シャフト先端は適度に締まっているので走り過ぎず、どこかが大きくしなるのではなくシャフト全体が均等にしなりスムーズに振れる良さを感じました。

普段、100g以上のスチールシャフトを使っていますが、TRVILの85Sは軽さは感じるものの頼りなさはなくボールをしっかり潰せる振り応えのあるシャフトになっています。

TRVILにはカーボン、金属、ゴムが組み合わせて作られているので、軟鉄鍛造アイアンの打感をさらに柔らかくする効果があります。

ブループリントSアイアンはキャビティバックモデルの中では、操作性と寛容性の取れたモデルになっています。

ぜひ一度、試してみてくださいね!