Golf Powers 試打レビュー☆

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PING・i530アイアン試打評価(2024年)

 

 

2024年モデルのi530アイアンは、見た目のシャープさにこだわった飛び系ツアーアイアンとしてリニューアルされました。

飛距離性能を追求しながらも、柔らかい打感とシャープなデザインのi530アイアンはどのような性能があるのかレビューしたいと思います。

i530アイアン

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試打クラブ     7番 ロフト 27.5°

新しくなったi530アイアンは、前作よりもヘッドが低重心化されてミスヒットをしても安定した飛距離を打てるようになっています。

ヘッドのトゥ側にウエイトが装備されているので、慣性モーメントが高くなり安定したヘッド挙動で打ちやすくなっています。

実際に打ってみると適度な操作性で弾道の打ち分けがしやすく、安定したヘッド挙動でミスヒットへの強さを感じました。

ヘッドの構造的にはもっとオートマチックな挙動かと思っていましたが、意外にヘッドを動かしやすく打ちやすさも備わっています。

試打室ではスピン量は少なめでしたが打ち出しは高くなり、トータルで160yardを計測しました。

試打クラブのシャフトは重量級のDGS200だったので、軽量級のモーダス105などにすればもっと飛距離は伸びるのではないかと思います。

i530アイアンは高い飛距離性能と適度な操作性、柔らかい打感が魅力のモデルになっています。

デザインと打感

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i530アイアンを構えてみると、スリムなネック部分と薄くなったトップブレードがシャープな形状で構えやすく感じました。

長めのブレードと広めのソール幅ですが、コンパクトに見えるように工夫されているので違和感なく構えられると思います。

複合素材のヘッドですが振動吸収剤のおかげで打感は柔らかく、サウンドリブによって控えめな落ち着いた打音になっています。

i525アイアン

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前作のi525アイアンを使っていましたが、飛距離性能が高い分スピン量が少なくコースではグリーン上に止まらないことがありました。

i530アイアンはロフトが1.5°立っている分、低重心化することで打ち出し角を上げてボールを止めやすくしていますが、実際の所はコースで使ってみて評価したいと思います。

デザインを見比べるとi530アイアンの方がシャープな形状になり、すっきりした印象を受けました。

アイアンを楽に飛ばしたいユーザーや、飛び系アイアンにもシャープな形状を求めるユーザーにおすすめのモデルです。

PINGツアー2.0クロームアイアン

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シャフトスペック(S)

重さ  77g     トルク 2.7     中元調子

PINGの純正カスタムシャフトの種類は、カーボンからスチールまでラインナップが豊富にあります。

人気のPINGツアー2.0クロームは、アイアン用に1種類のみ選べるようになっています。

重量帯は70g台のみで、フレックスもSのみの展開です。

試打する前はアイアンシャフトにしては軽めになるので、頼りないイメージを持っていましたが想像以上にしっかりしたシャフトでした。

フレックスはSでトルクは2.7もあるとは思えないくらい、硬くしなり量の少ないシャフトです。

アイアンは芝の上からボールを打ち込んでいくと思うと、これだけ先端が硬いと当たり負けする心配は無さそうです。

実際に打っていても硬くブレないシャフトなので、しっかり打ち込んでいける良さを感じました。

ぜひ一度、試してみてくださいね!