ダンロップゼクシオエックスアイアンはシャープなデザインで構えやすく、高い飛距離性能と前作より低重心になりミスに強くボールが上がりやすいモデルです。
同じシリーズのゼクシオ13アイアンはやさしさ満載のモデルですが、アスリート系ユーザーにも使いやすいゼクシオエックスアイアンがどのような性能なのかレビューしたいと思います。
NEW ゼクシオXアイアン
7番アイアン ロフト 28.5°
ゼクシオエックスアイアンはストロングロフトで飛距離を伸ばすためにヘッドを低重心にすることで打ち出しを上げて、フェースのたわみでボール初速をアップして飛ばせるモデルになっています。
7番から4番アイアンまではトゥ側とソール側にウエイトが装備されているので、難しい番手でも楽に飛ばせるメリットがあります。
実際に打ってみるとオートマチックに高弾道を打ちやすく、楽に飛距離を稼ぐことができました。
適度な操作性もあるのでオートマチック過ぎることはなく、操作したいユーザーにもおすすめのアイアンです。
デザインと打感
ゼクシオエックスアイアンは飛距離性能と寛容性に特化したモデルですが、シャープな形状で見た目を損なわない良さがあります。
フェースをたわませて弾くフィーリングはありますが、その中にも柔らかさがあるので打ち心地は良いと思います。
幅の広いワイドソールになっていますが、独自のVカットソールは多少打ち込んでも抜けの良さを感じられました。
どちらかと言えば払い打つ方が性能を発揮するモデルだと思いますが、ダブりなどのミスをカバーしてくれる良さがあるアイアンです。
MAIN FRAME構造
ゼクシオエックスアイアンにはフェースとボディをたわませてボールを弾くことでボール初速を上げる効果がありますが、試打室ではそれほどの飛距離性能は感じませんでした。
飛距離が伸ばせなかったのは、試打クラブが純正のミヤザキAX3カーボンシャフトだったので、軽量シャフトを上手く使いこなせなかったためかもしれません。
個人的には、しっかりしたスチールシャフトの方が飛ばせるような気がしました。
ダイナミックゴールド95
シャフトスペック（S200）
重さ 95g トルク 非公開 中元調子
ゼクシオエックスアイアンの標準カスタムシャフトDG95は、元祖DGのフィーリングはそのままに軽量化をしたモデルですが、元祖DGよりもしなり量が多く捕まりの良いシャフトです。
同じ重量帯のNSPRO/950GHや950NEOと比べて、DG95の方が先端が硬くしっかりしたシャフトだと思います。
軽量モデルの中ではしっかりしたシャフトですが、先端が走る捕まりの良さもあるのでゼクシオエックスアイアンには合うシャフトだと思います。
ミヤザキAX3純正シャフト
アイアン用シャフトスペック（S）
重さ 59g トルク 3.3 中調子
アイアン用のミヤザキAX3は、シリーズの中では最もトルクが少ないしっかりしたシャフトになっています。
試打をしてみるとトルクが絞られていながらもなめらかな振り心地で、しなり戻りがゆっくりなのでタイミングの取りやすさを感じました。
アイアン用シャフトなので過剰な捕まりを抑えて、インパクト付近の挙動を抑え打ちやすさを優先しているように思いました。
ぜひ一度、試してみてくださいね！
