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スリクソンZX5MkⅡアイアンカスタムシャフト試打評価

 

 

前作のZX5アイアンは、飛びとやさしさを兼ね備えたアイアンで、ツアープロからアマチュアまで幅広く人気が出たモデルでした。

2022年モデルのZX5MkⅡアイアンも、かっこいい飛び系モデルとしてリニューアルされました。

今作も人気が出そうな仕上がりになっている、ZX5MkⅡアイアンをレビューしたいと思います。

ロフト以上の飛び

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ZX5 MkⅡ アイアン  7番(31°)

NSPRO MODUS 105 DST

7番アイアンのロフトは31°と、最近の飛び系アイアンと比較すると多めのロフト設定になっています。

しかし、実際に打ってみると、ロフト以上の飛距離性能の高さを感じます。

反発力がさらにアップしたフェースがたわむことで、ボールを弾く感触が伝わりボールスピードの速さを感じます。

試打データでは、7番アイアンでトータル155yardの飛距離でした。

捕まりは良く、方向性はストレートからドロー傾向の弾道になりました。

高初速フェース

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新しくなったフェースは、反発性能が高くなり高初速エリアが広くなりました。

ボールをインパクトするとフェースに乗る感覚があって、受け止めてから弾き飛ばすフィーリングを感じます。

打感は柔らかく、それでいて強い弾道が打てる所が魅力的なアイアンです。

ドライバーには改良されたリバウンドフレームが採用されてボール初速がアップしていますが、アイアンにも新しいフェース構造を採用して性能がアップしているのを感じました。

デザイン

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ヘッドサイズは、前作よりもややコンパクトになった印象です。

前作ZX5アイアンは、ソール幅やトップブレードの厚みがより強調されていて大きめの印象を受けましたが、今作はコンパクトに凝縮されていて構えやすく感じます。

ややグースネックになっていて捕まりは良いですが、引っかからないのが良いと思いました。

抜けの良いVソールはZX7MkⅡよりも幅は広いですが、芝の上でも打ち込みやすいソール形状になっています。

ZX4MkⅡアイアン

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試打をしてみて、ZX4MkⅡとZX5MkⅡはかなり近い性能があると思いました。

ヘッドサイズはZX4MkⅡの方が大きく、7番アイアンのロフトは28.5°とストロングロフトになっています。

共通しているのは、ほど良い操作性とボール初速が速く飛距離性能が高い所です。

ZX4MkⅡは飛び系アイアンの部類ですが、アスリート寄りに作られていて、中、上級者にも使えるモデルになっています。

ヘッドのソールやトップブレードがシャープに作られているので、ヘッドコントロールがしやすくシャープに振り切れます。

ZX4MkⅡを少しコンパクトにして、飛びのテクノロジーをそのままにしたのがZX5MkⅡだと思いました。

NSPRO MODUS 105 DST

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シャフトスペック(一部抜粋)

(S)  重さ 98.5g   トルク 2.3  中調子

DSTはスリクソンオリジナル設計のシャフトで、通常の105とは一味違うシャフトになっています。

DSTはシャフト全体のしなりが均等になっているようなフィーリングで、どこかが大きくしなるシャフトではないように思います。

そのためタイミングが取りやすく、使い手のイメージとのズレが起きにくい所が良いと思います。

通常の105は手元と先端がシャープに動くシャフトですが、DSTはしなりのバランスが良いので幅広いユーザーに使いやすいシャフトだと思います。

今作のZX5MkⅡアイアンは、飛距離性能と打感の良さ、寛容性の高さがバランス良く作られています。

ぜひ一度、試してみてくださいね!