PXGのバトルレディシリーズは、スコッティキャメロン並みのクオリティがありながら、独創的なデザインが魅力的なパターです。
バトルレディシリーズはラインナップが豊富で、マレットタイプからピンタイプまで11種類あります。
その中でもピンタイプの定番モデル、ブランドンパターをレビューしたいと思います!
安定感のあるピン型パター
・試打スペック
長さ 34インチ /ヘッド重量 360g / クランクネック
実際にコースで使ってみると、ヘッドが他のピン型パターに比べてやや重く感じ、安定した挙動を感じました。余計な手の動きをしても、安定してヘッドが動いてくれるイメージです。
360gのヘッド重量は、平均的なピン型パターの中でも重い分類になると思います。まるでマレットパターを、ストロークしているような感覚になりました。
ゆっくりストロークするタイプのユーザーには、相性が良いと思いました。
ピラミッドフェースパターン
PXG独自のフェースパターンは、ヘッド重量が重いこともあってボールの転がりが良く、小さい振り幅でもよく転がってくれました。
打感はやや硬めで、しっかりしています。スリクソン ZスターXVなどのボールで打ってみても、柔らかさは感じませんでした。
インパクトの手応えをしっかり感じられるので、硬めの打感が好みの方にはおすすめです。
オーソドックスな形状ですが、他のピン型パターより方向性を出しやすいように感じました。
アライメントラインは、ホワイトでシンプルなデザイン。
ピン型パターはフェースの開閉をして打つタイプのパターですが、特に開閉を意識しなくても不思議とまっすぐ打ちやすい印象でした。
僕はマレットパターを長く使っていたので、ピン型の距離感を合わせるには慣れが必要だと思いましたが、ラウンドを重ねればすぐに慣れそうです。
303ステンレススチール
スコッティキャメロンや、PINGの上位モデルのパターにも使用されている高級素材、303ステンレススチールが採用されています。
この素材を使うと一般的に打感が柔らかくなると言われていますが、PXGのパターは硬めのしっかりした打感を感じました。
303ステンレススチールは高価なので、その分価格も高くなるのが一般的です。
多彩なカスタムラインナップ
PXGのパターは、カスタムオーダーの選択肢が豊富にあるのも魅力です。
ヘッドタイプからネック形状、ヘッド重量、ロフト角とライ角、グリップなど自分好みのパターが作れます。
ネック形状に合わせてそれぞれのヘッド重量が設定されていて、迷ってしまうと決めるのに時間がかかりそうなくらいです。
ヘッドに装着されているウェイトは重量調整可能なので、カスタムのしがいがありますね。
PXGオリジナルグリップ
スーパーストロークの純正グリップは、PXGのロゴデザインがかっこよく惹かれてしまいます。
写真のグリップは手のひらで握りやすく、手首が固定されやすいので、方向性が出しやすく感じました。
グリップは他の種類もあるので、好みのグリップを選ぶことができます。
バトルレディシリーズ2022年モデル
2022年7月、新たに3種類のパターが追加発売されました。それと同時にまさか価格も跳ね上がるとは…。
2022年6月に購入した時は、PXG公式ショップで33000円程で購入できました。最近の円安と物価高騰の影響か、7月に入ると20000円も値上がりしてしまいました。PXGファンにはショックですが、代わりにGEN2シリーズのパターや、GEN4ドライバー、アイアンなどは値下がりしているので今がチャンスです!
PXGは値下げのサイクルが不定期なので、突然値下げしていることがあるので気になる方はまめなチェックをおすすめします!
ぜひ一度試してみてくださいね!