PXGのリーズナブルな価格帯の0311フォージドウェッジは、好きなシャフトをカスタムオーダーしても、PXG公式サイトなら22000円とお得になっていたので購入してみました。
PXGは高級なイメージがありますが、リーズナブルな価格帯になった0311ウェッジの性能についてレビューしたいと思います!
幅広いユーザーに使いやすい
まず見た目のデザインはオーソドックスで、万人受けしそうな形状をしています。
ヘッドサイズは標準的な大きさで違和感なく、グースは適度についています。リーディングエッジはストレートなので、構えやすく感じました。
PXGのウェッジを使うのは初めてだったので、どんなものかと思いましたが、これなら使いやすそうだったので購入に至りました。
グラインドは1種類のみ
グラインドはタイトリストで言うと、Fグラインドに近い形状。オールラウンドに使いやすく、バウンスを効かせられるタイプです。
バウンス角は56°の場合、10°のみのラインナップ。コスパの良さを考えると、ラインナップが少ないのは致し方ないですね。
実際に打ってみると、しっかりバウンスが効いてダフリのミスに強い印象でした。
3回のフォージド加工
0311フォージドウェッジの素材は、ソフトカーボンスチール。それを3回の鍛造製法をすることによって、素材を強化しています。それによって打感が良くなるそうですが、打ってみた印象は硬めの打感でした。スイートスポットに近くなるにつれて、打感は柔らかくなりますが、それでもやや硬い印象でした。
グレインフォージド加工は、ミズノでも近い製法を採用しているみたいですが、打感の良さはミズノの方が上手です。
ウェイト調整機能
バックフェースにはPXGならではのウェイトが付いているので、取り替えることで重さを調整できます。
僕は試していませんが、デザインとしてもかっこいいので気に入っています。
高い飛距離性能
以前使っていたクリーブランドジップコアウェッジと比べると、PXGの方がキャリーで5yardほど飛びました。
ウェッジのロフトと長さは同じですが、PXGはヘッドがやや重く感じるので、それが飛びに関係しているのかもしれません。個人的には日本製のウェッジより、アメリカ製のウェッジの方が飛ぶモデルが多い印象です。
カスタムシャフト
2022年7月現在、PXGの公式サイトではモーダス105、モーダス120、NS950NEO、DG120などがラインナップされています。
アップチャージ料金は5500円で、PXGのクラブをカスタムオーダーしても22000円はお値打ちだと思いました。
初めてPXGのウェッジを購入しましたが、癖のないクラブで使いやすい良さがあります。
まだ練習場でしか使っていないので、コースデビューが楽しみです。いつかコース試打レビューもできればと思います!