イーブンロールのERゼロパターは見た目のインパクトがある一風変わったモデルですが、日本ツアーでは片山晋吾選手が使用して話題になったパターです。
慣性モーメントが高くスクエアなインパクトでストレートに打ちやすいように設計されていますが、実際に打ってみたレビューをしたいと思います。
ブレないX型ヘッド
ERゼロパターはX型のヘッドにすることで慣性モーメントを高めて、安定性を最大限にしたモデルです。
フェース後方に挿されたシャフトは自然にハンドファーストに構えることができるので、ロフトが立ち転がりの良いボールが打てるメリットがあります。
実際に打ってみると最初は違和感を感じましたが、方向性の感覚をつかむとストレートに転がりの良いボールを打ちやすく感じました。
X型ヘッドの安定感は抜群に良くブレることなくストロークできるので、フェースの開閉によるミスが起こりにくいメリットがあると思います。
パターにこだわりの強い片山選手が使用するに至ったのも、ERゼロパターのミスが起こりにくい構造が良かったのかもしれませんね。
フェースにはスイートフェースが採用されているので、ERゼロパターの安定感に加えて打点ブレにも強い構造になっています。
ハンドファーストインパクト
ERゼロパターを構えてみると斜めに入ったシャフトが自然にハンドファーストに構えることができて、X型のヘッドの白いアライメントラインがターゲットに対してスクエアに構えやすく感じました。
試打の時は通常のグリップをして打ってみましたが、斜めに入ったシャフトはクロスハンドグリップに近い感覚でアドレスできるので方向性をしっかり決めやすかったです。
ERゼロパターはフェースバランスなので、まっすぐ引いてまっすぐ打つタイプのユーザーにおすすめです。
ちなみにヘッドの丸い部分はゴルフボールがすっぽりハマるので、しゃがむことなくボールを拾い上げることができます。
ツアータックグリップ ブラック
グリップスペック
全長 278mm 重さ 90g
ツアータックグリップは、グリップ正面の両手の親指が当たる部分がラバー素材になっていて繊細なタッチを感じやすくなっています。
かまぼこ型の太いグリップは手の平で握りやすくホールド力が高いので、ストローク中の手の余計な動きを防いでくれます。
ERゼロパターはトップクラスの安定感とスイートフェーステクノロジーによって、ミスヒットを防ぎ安定した距離を打てるモデルになっています。
ぜひ一度、試してみてくださいね!