2024年モデルのミズノプロ241アイアンは、3モデルの中では打感を追求したマッスルバックアイアンです。
ミズノプロのマッスルバックは難しいイメージがありますが、アマチュアにも使いやすさはあるのかレビューしたいと思います。
ミズノプロ241アイアン
新しくなったミズノプロ241アイアンは名器と呼ばれるこれまでのマッスルバックアイアンを基に、さらに操作性を高められるようにコンパクトサイズのヘッドに仕上げています。
前作の221アイアンをひとまわりコンパクトにしてショートアイアンの操作性をさらに高め、打点部分のバックフェースを分厚くすることでさらなる打感の良さを追求しています。
241アイアンを実際に打ってみると非常にシャープな操作性で、243や245アイアンとはインパクト付近の挙動が異なり、241アイアンは抜けの良さが抜群にシャープに感じました。
試打室ではスピン量の多い弾道を打ちやすく、7番アイアンの飛距離はトータル140yard程度でした。
マッスルバックアイアン
マッスルバックアイアンは芯が狭くミスヒットにシビアな構造なので難しいイメージを持たれがちですが、最近のマッスルバックアイアンは寛容性の高いモデルが増えています。
マッスルバックのスリクソンZフォージド IIアイアンは松山選手などが使用しているプロモデルですが、アマチュアが使っても普通に打てるアイアンになっていると思います。
ミズノプロ241アイアンも低重心化することでボールが上がりやすくなり、寛容性を高める工夫がされています。
実際に打ってみても特別な難しさを感じることなく使える印象で、大きなミスヒットはミスショットになりますがプロのように打てなくても使えるモデルなのではないかと思います。
マッスルバックアイアンはスピン量が増えやすくロフトが寝ているので、ロフトを立てて打てないと飛ばせない所が難しさだと思います。
ミズノプロ221アイアン
前作ミズノプロ221アイアンの発売当初、ミズノの試打会で打つ機会がありましたが、思いの外打ちやすく驚いたことを覚えています。
当時ミズノの担当者が、現代のマッスルバックは昔ほど難しくなくやさしい構造になっていると言っていましたが、多少のミスヒットをしてもそれほどシビアな印象はなく大きなミスにはなりませんでした。
221アイアンもシャープな操作性とマイルドな打感がありましたが、さらに磨きをかけたのが241アイアンというわけですね。
両モデルを比べると構えた顔に大きな差はありませんが、241アイアンは打点部分を厚肉化して分厚い打感にして周辺をシャープな形状にしているので、今作のアイアンがハマるユーザーがいるかもしれませんね。
ぜひ一度、試してみてくださいね!