岐阜稲口ゴルフ倶楽部はこれまでに20ラウンド以上周っていますが、距離の長さ、ハザードの多さなど戦略性の高いコースでいつ行っても楽しませてくれるゴルフ場です。
今回は岐阜稲口ゴルフ倶楽部の魅力と、名物ホールの詳細レビューをしたいと思います。
県内屈指の難コース
岐阜稲口ゴルフ倶楽部は、レギュラーティからでも約400yardのPAR4がいくつもあるなど距離の長いホールが多いコースです。
砲台グリーンが多く周りにはバンカーや池などが効果的に配置されていて、グリーン面積が小さい難しさがあります。
フェアウェイは高低差のあるホールが多く、アンジュレーションが効いているのでフラットなライが少なく、ドッグレックしたホールが多い特徴があります。
全体的にフェアウェイの幅は狭くはないのでドライバーで攻めやすいコースですが、セカンドショットとグリーン周りの難しさを特に感じるコースです。
フラットで距離の短い他のコースと比べると、池やバンカーなどのハザードにはまると大叩きが出やすい所も難しさだと思います。
基本情報
住所 岐阜県関市稲口1189
岐阜市中心部から車で40分程度のアクセスの良さ
・ホール数 18ホール PAR72 総距離 6351yard ・2グリーン(ベント)
・カート リモコン付き GPSナビ付き
OUT・No.4(PAR5・523Y)HDCP.1
No.4はティショットから見える視界が狭く、左サイドは崖になっているので即OBのプレッシャーがかかるホールです。
ティグラウンドからフェアウェイの切れ目の谷までが約200yardありますが、右に打ち過ぎると前上がりの難しいライになり100yard以上の谷を越えるのが難しくなります。
ティショットでは180〜200yard先の広い落とし所のセンターに置くのがベストですが、わかっていてもぎこちないスイングになりやすくミスショットが出やすい難しさがあります。
谷を越えればコース幅は広くなっていますが、サードショットはやや打ち上げているグリーンを狙うショットになるので、距離は短くてもやさしいショットではありません。
総距離自体は短いですが、ティショットと谷越えのセカンドショットを落ち着いて成功できるかがこのコースの攻略法になります。
IN・No.13(PAR4・385Y)HDCP.2
ティグラウンドがどちらになっても、フェアウェイまでの大きな池を越えるティショットを打つホールです。
200yard先のフェアウェイを狙うと池手前の木にかかるので、左サイドか右サイドを経由する必要があります。
ドローかフェードどちらで攻めるのか、狙い目までどれくらいのキャリーが必要なのか、難しい判断に迫られます。
キャリー250yard以上の自信があればショートカットを狙えますが、少しでも引っかけたら池に吸い込まれてしまいます。
ティショット220yardをフェアウェイに置いても、右グリーンまでの距離は150yardは残ります。
グリーンが左の場合は砲台グリーンでバンカーが効いていて、さらに距離が伸びるので難易度が上がります。
ユーザーの持ち球によって攻め方は変わりますが、置きに行くティショットでフェアウェイキープをすることがホール攻略のカギになります。
ドライビングレンジ
ドライビングレンジは駐車場からすぐ近くにあり、クラブハウスからでも近い利便性の良さがあります。
総距離200yard、10打席ありボールの落下地点が見やすく充分な広さがあります。
その隅には、バンカー練習場も併設されています。
練習球は全てロストボール、1コイン30球で、330円になっています。
アプローチ練習場
アプローチ練習場は、ドライビングレンジのすぐ隣りに付帯しています。
フラットなライの芝の上から打てる練習場で、50yard程度のアプローチ練習ができます。
パター練習場
パター練習場はアウト、イン、スタートホールのすぐ近くにそれぞれ2グリーンあるので、スタート前の混む時間帯でも練習しやすい環境になっています。
グリーンのスピードは普段からそれほど速くないので(平均、9フィート)一般的なグリーンと同程度のイメージで良いのではないかと思います。
練習グリーンはもちろんコースのどのグリーンもきれいに整備されているので、気持ち良くプレーできます。
レストラン
昼食メニューはバラエティに富んでいて、どのメニューも美味しいのも魅力の一つです。
夏以外は暖かい坦々麺が用意されていて、個人的におすすめのメニューです。
今回は難易度の高いコースを紹介しましたが、その他にも距離が長くPAR5に近いようなタフなPAR4がいくつもあります。
機会があれば、他のホールもご紹介したいと思います!
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