2023年モデルのプロギアLSドライバーは、ヘッドスピード40m前後のユーザーが高弾道、低スピンの最大飛距離を打てるとアピールしています。
今回は試打室でプロギアLSドライバーを、ヘッドスピード40mで打ってみたレビューをしたいと思います。
捕まる軽量ヘッド
ロフト 10.5°
シャフト
スピーダーNX(プロギア純正)
プロギアLSドライバーを打ってみると軽めのヘッド重量が振りやすく、楽に捕まって安定したドローボールを打ちやすい性能を感じました。
打っている時は特に捕まえようと意識しなくても自然と捕まるので、スライスして飛距離ロスしてしまうユーザーにおすすめです。
ヘッドスピードに関係なくドローボール傾向のユーザーには、ドローする幅が大きくなるほどの捕まりの良さがあるので一度試打をおすすめします。
LSドライバーは軽量ヘッドでありながら安定した挙動なので、操作性と安定性のバランスの良さを感じました。
デザインと打感
ヘッド形状は洋梨っぽさがありクラシックな雰囲気を感じますが、大き過ぎないサイズが構えやすく感じました。
フェースは通常の2倍の厚みがあるので、しっかりとした分厚いフィーリングを感じました。
やや硬めの打感で、金属的な大きめの高音は好みが分かれるかもしれません。
フルチタンで作られているのでカーボンヘッドにありがちなぼやけた打感ではなく、わかりやすい打感の良さを感じました。
スピーダーNX(プロギア純正)
(S) 重さ 46g トルク 7.0
軽量の純正シャフトはスピーダーらしい先端の動きで、ボールを捕まえやすい挙動があります
LSドライバーと組み合わせるとよりドローバイアスになるので、ハイドローが打ちやすくなりました。
トルクは数値通りの大きなしなりがあるので、ヘッドスピードが40mに届かないユーザーにも飛ばしやすいシャフトだと思いました。
ターゲットユーザーはHS40m以内
ヘッドスピード40mで打ってみるとプロギア純正シャフトの場合、捕まり過ぎてしまう傾向がありました。
コースで使うことを考えると、ドローし過ぎてOBになるほどの弾道でした。
ヘッドスピード40mを超えるユーザーには軽量で捕まるLSドライバーを持て余してしまうと思うので、あくまでスライスで飛距離ロスしているユーザーにとって扱いやすい性能になっていると思いました。
ノーマルモデルのLSドライバーでは物足りないユーザーには、スピンを抑えた強弾道を打てる限定モデルのLSプロトタイプドライバーがおすすめです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!