PXGの2022年モデル、0311X GEN5ドライバーを購入しました。
最新モデルのドライバーが、PXG公式サイトで期間限定セールになり即買い!
以前、リーズナブルな0211ドライバーを使用していましたが、最上位モデルのGEN 5ドライバーの性能は高いのか!?
今回はGEN5シリーズの2つあるモデルの内、低スピンで操作性が高い0311Xドライバーのレビューをしたいと思います!
操作性と安定性のバランス◎
クラブスペック
PXG0311X ロフト10.5 長さ 45.5インチ
シャフト テンセイCKPROオレンジ 60S
0311Xドライバーは適度な操作性があって、ヘッドコントロールがしやすいモデルです。
練習場で打っていてもう少し捕まえたい時、反対に逃したい時などがありますがイメージ通りヘッドが動いてくれます。
ヘッドの挙動は大人しく、ゆっくりターンしてくれる感覚です。
操作性の高いドライバーは重心が浅く、ヘッドが動き過ぎて難しいモデルがありますが、0311Xドライバーは安定感が前提の操作性があるのでミスにもなりにくいように思います。
このドライバーなら、コースで活躍しそうです。
高い飛距離性能
飛距離性能は高く、ステルスやローグSTなどのドライバーと同レベルの性能があると思います。
いつもの練習場で打っていて、ネットのボール到達地点とボールスピードは同じなので飛距離性能の高さには納得できました。
PXGドライバーは飛ばないイメージが一部であるようですが、実際に打って実弾を見れば一目瞭然です。
ヘッドスピードで言うなら、40m前後でも充分に飛距離性能を実感できるやさしいドライバーだと思います。
捕まりは良い
弾道の方向性は、ストレートからドロー傾向です。
練習場で打っていても、フェードボールはほとんど出ませんでした。
振り遅れてフェースが開いて当たってもフェードの曲がり幅は小さく、普通のコースならOBにならない程度です。
それよりもドローボールの割合が高いので、捕まりやすいドライバーです。
0311Xドライバーは捕まえに行けば、しっかりドローしてくれます。
個人的には捕まりが良すぎるので、ウエイトを入れ替えて捕まりを抑えられるように試してみたいです。
ちなみに標準のウエイトポジションは、捕まりやすいようにセッティングされています。
スピン量はやや多い(10.5°)
ロフト10.5°にしては標準的なスピン量で、ボールは上がりやすくなっています。
クチコミではロースピンだと聞いたので無難な10.5°を選びましたが、この上がりやすさなら9°でも良かった…。
もう少しスピンを減らせれば、もっと飛ばせるドライバーになると思います。
打点によってはスピン量が増えて、めくれる弾道になりキャリーを伸ばすことができます。
芯で捕えると、ロースピンで前へ前へ飛ぶ強い弾道になります。
打点による弾道のばらつきがある所は、どこで打っても安定した弾道が打てる最新ドライバーとの差があるのかもしれません。
打感と打音
打感はやや硬めの弾くフィーリングです。
弾く感触の中にも柔らかさがあって、歴代の中では柔らかい方の打感になると思います。
打音はキンッとした、金属感のある高めの音です。
高音ではありますが、それほど気になる音ではないように思います。
2021年モデルの0211ドライバーとフェースの見た目は似ていますが、0211よりはずっと柔らかくなっていて打音も落ち着いています。
デザイン
PXGGEN5のラインナップは安定感が高くボールが上がりやすい0311XF、低スピンで操作性の高い0311Xがあります。
購入した0311Xのヘッドは小さい方になりますが、実際に構えてみると大き過ぎず、小さ過ぎずちょうど良いサイズ感でした。
ヘッド形状は丸みのある癖のない顔で、構えやすく感じました。
フェースアングルはややオープンに見えますが、気になるほどではありません。
PXGのリアルロフトは少なめなイメージでしたが、ロフト10.5°ではしっかりフェースが見えるので安心感があります。
カーボンクラウンはPXGらしく、クールなデザインでかっこいいです!
オリジナルヘッドカバー
ドライバーの純正ヘッドカバーにはアタリハズレがありますが、PXGのヘッドカバーにはハズレがないくらい、いつも手の込んだ作りでかっこいいデザインになっています。
しっかりコストを掛けていて、防水機能の他にカートなどに取り付けできるマグネット機能や、内側に柔らかいベロア素材を使用するなど、機能面でも優れています。
PXGドライバーには、カスタムヘッドカバーはいらないんです!
テンセイCKPROオレンジ60S
PXGのカスタムシャフトでは、なぜかテンセイシリーズが安く買えてしまいます。
テンセイ好きの僕には、たまりません。
テンセイオレンジは手元部分に重さがあって、ヘッド側が軽くなるカウンターバランスのシャフト。
0311Xドライバーのヘッドコントロールがしやすくなり、相性の良さを感じます。
ヘッドのウエイトポジションを入れ替えて捕まりを抑えても、カウンターバランスのシャフトがスイングを助けてくれそうです。
テンセイが苦手なユーザーには、ディアマナZF、ツアーADUB、アッタスシリーズなどラインナップは豊富なので自由な組み合わせができます。
今回はGEN5ドライバーを購入してみましたが、PXGにはGEN4ドライバーなどまだまだ良いクラブがありそうです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!