プロギアレンタルサービスを利用して、RSFJUSTドライバーをレンタルしました。
RSFは3モデルの中では、ストレートフェードを打ちやすく引っかけにくい性格のドライバー。
プロギアは反発係数ギリギリまで飛距離を追求しているメーカーですが、実際の性能はどうなのか試打をしたレビューをしたいと思います。
フェースのたわみで飛ばす!
試打スペック
ロフト9.5° 長さ45.5インチ バランスD2.5
シャフト TOUR AD FOR PRGR
重さ 57g トルク 4.3 総重量 310g
2022年モデルのRSFは、前作よりフェースのたわみをさらに拡大してボール初速を上げ、最高飛距離を生み出せるとしています。
実際に打ってみると、打感が柔らかくボールがフェースに乗っているように感じます。
インパクトした時に、ボールがフェースに乗ってから弾くような感覚。
肝心の飛距離性能は、低スピン弾道になり前へ前へ伸びていきよく飛んでいました。
普段通っている練習場で試打しましたが、200yard地点にあるネット中段に突き刺さる弾道が何球もありました。
JUSTインパクト
プロギアRSJUSTのコンセプトは、ヘッドスピード40m以上であれば、打ち出し角を上げるよりもスピン量をわずかに減らすことで最高飛距離が得られるというもの。
フェースセンター周辺に飛びの要素を集めて、ジャストインパクトすると飛びの条件が揃い、飛距離を伸ばせるとアピールしています。
ドライバーヘッドの個体差を無くすために、ヘッド一つ一つの反発係数をギリギリまで高め、ルール上限値に収まっているか検品している所もプロギアらしさを感じます。
RSFはほど良いフェードが打てる
3モデルの中では1番フェードしやすいヘッドになっていますが、あくまでプロギアの中での基準だと感じました。
外ブラのドライバーと比べると、ステルス(ノーマル)の捕まり具合や、ピンG425LSTの捕まり感とは違いがあります。
外ブラの重いヘッドで捕まりにくいドライバーはハードに感じることがありますが、プロギアRSFは捕まえようと思えば捕まります。
スイングタイプなど様々な要因がありますが、無理のないフェースローテーションで打つとフェードしやすいと感じますが、それなりに捕まえられるユーザーにはほど良い捕まりと思えるかもしれません。
基本的にはフェードタイプのドライバーなので、ストレートまたはドローを打ちたいユーザーには、RSノーマルモデルがおすすめです。
ロフト9.5°でも球は上がりやすい
今までステルスドライバー、PING G425LST、スリクソンZX7などなど、ロフト9°を打ちましたが、RSF JUSTドライバーは比較的ボールが上がりやすく感じました。
フェードボールを打つと中弾道、ストレートボールを打つと少し低い弾道になりますが、ロースピンになってよく飛びます。
捕まりを抑えたRSFですが、試打をしていてボールの上がりづらさは感じず、この手のドライバーにしてはやさしいとさえ思いました。
ヘッドの安定性について
RSFドライバーは、基本的にフェードしやすいヘッドです。安定性についてはRSFノーマルほどではありませんが、良い方だと思います。
打っている時にフェードしやすいヘッドに合わせて打ち方を変えて試しましたが、ヘッド挙動を感じやすく扱いやすい印象でした。フェースコントロールはしやすいと思います。
個人的にはほど良いフェードになるので、引っかけてドロップするよりは安定したフェードボールを打てるのでしっかり振っていける良さを感じました。
TOUR AD FOR PRGR (S)
RSFドライバーの純正シャフトは、フレックスSで57g、トルク4.3になります。
純正シャフトの中では1番しっかりしていて、中と先を硬く仕上げ叩いてもブレない仕様にしています。
確かに純正にしてはしなり量が少なめで、打ちやすいとは思いました。
しかしながらあくまで純正シャフトなので、普段カスタムシャフトを使っているユーザーには物足りないかもしれません。
全体的に締まったシャフトなのでタイミングは取りやすいですが、しなり感がぼやっとしていて芯がないような印象でした。
JUSTインパクトを目指すなら、カスタムシャフトの方がバシッと打てるように思います。
プロギアRSFドライバーを初めて打った時、純正シャフトでここまで飛ばせるとは思わなかったので衝撃を受けました。飛距離性能の高さはすごいです!
プロギア独自の飛距離を追求したテクノロジーが詰まった、RSF JUSTドライバー。
ぜひ一度試してみてくださいね!