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ミズノプロ223アイアン・プロジェクトX試打評価

 

 

 

以前、ミズノプロ225アイアンを使っていましたが、最近になって223アイアンに買い替えてみました。

225アイアンは3モデルの中でも1番ミスヒットに強くオートマチックに打てるアイアン。飛距離性能は高く、中空構造でも打感が柔らかいモデルでした。

223アイアンは打感はもちろん、操作性とアイアンらしいスピン量が特徴のモデル。

ここでは、実際に購入して使用したレビューをしたいと思います!

操作性と安定感のバランスが良い!

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2021年秋モデルのミズノプロアイアンには、以下の3種類のモデルがあります。

・221  / マッスルバック  7番ロフト /34°
・223  / キャビティバック 7番ロフト /32°
・225  / 中空構造     7番ロフト/ 30°

223アイアンはちょうど真ん中のモデルで、性能面でも中間に当たるモデルです。

操作性は高めなので、思う通りにヘッドがターンして弾道を打ち分けやすいです。

225アイアンは中空構造のヘッドが動きにくい感じがしますが、223は楽に操作できる印象です。ヘッドのトウ側の幅がやや広くなっている影響か、挙動の安定感があるのでバランス良く振れる気がしました。

7番以上にはクロモリ鋼を採用

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ドライバーのヘッドスピード42mくらいで振ると、7番アイアンでトータル150yd程度の飛距離が出ます。

223アイアンは、7番から4番アイアンまでフェース素材にクロモリ鋼が採用されていて、ボール初速が出やすいので少し飛ぶようになっています。

実際に打ってみてもボール初速が早くなっていて、ロフトの割には飛んでいました。それでいて打感は柔らかくスピンが入るので、グリーンに止めやすい弾道になりました。

マイクロスロット構造でやさしく上がる

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7番アイアンから4番アイアンのみ、番手ごとにヘッド内部の構造を変えてあります(マイクロスロット)。

それによってミドル、ロングアイアンでも球が上がりやすく、フェースの高初速エリアが広くなっています。

223アイアンは特別やさしいアイアンではありませんが、それほど難しく感じないのはマイクロスロット構造のおかげかもしれません。

PWから8番アイアンまでは軟鉄鍛造、7番から4番アイアンまでは飛びとやさしさを重視していて、一つのモデルでコンボアイアンのようなセッティングになる所がおもしろいアイアンです。

非常にソフトな打感

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223アイアンはどの番手でも、芯で捕らえるととても柔らかい打感になっています。

この柔らかさはミズノらしさがあって、アイアンらしいスピン量は打感とマッチしたイメージ通りの弾道に感じました。

225アイアンと比べると、223の方が弾き感の少ない昔ながらのアイアンらしい打感。

クロモリ鋼が採用されている7番アイアンは少し弾き感がありますが、気になるほどではありませんでした。

プロジェクトX 6.0

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プロジェクトXはPGAツアーでマキロイ選手や、スピース選手などの有名選手が愛用しているシャフトです。もちろん使用スペックは違いますが、最重量の130gを超える7.0を使用しているようです。

6.0はアマチュアにも使える120gのシャフト。

しかし、6段階あるスペックの真ん中とはいえ、やさしいモデルではありません。

捕まりの良いシャフトではないので、硬くて重いシャフトを好むユーザーにおすすめです。カーボンに近い独特なしなりがあるので、ハマる人には最高のシャフトになるのではないかと思います。

ミズノプロ223との相性

223アイアンに変えてから間もないレビューになりますが、相性は良いように思います。

スピン量は適正になるのでしっかりボールは上がり、飛距離はロフトなりに出てくれます。

捕まらないシャフトでも、重心距離が短めでヘッドターンが機敏なので捕まりを良くしてくれます。

操作性は確保しながら、引っかけない所が気に入っています。

プロジェクトXは先端が硬く仕事をしてくれないので、その辺りのフィーリングは慣れれば使いこなせそうです。

最高の打感と、操作性が楽しめるミズノプロ223アイアン。ぜひ一度試してみてくださいね!