キャロウェイは今作から、ボール生産工場と新設備のために55億円を投資をして、ボールシェア拡大のために力を入れてきました。3D X 線技術などボールの製造工程を見直し、製品誤差を減らして品質向上を実現したのが今作のクロムソフトXボールです。
今回は3モデルある中の中間的性能の、クロムソフトXボールをレビューしたいと思います。
クロムソフト X ボール(2022年)
- 打感:ソフト
- 方向性:高い直進性
- スピン(ショット):少ない
- スピン(アプローチ):多い
クロムソフトX使用プロが続々勝利!
2021年シーズンからキャロウェイ契約プロのミケルソン、ジョンラーム、ザンダーシャウフェレがクロムソフトXで優勝を重ねボールシェアを広げています。
日本では笹生選手が、クロムソフトXで活躍しています。
キャロウェイのボールのシェアはまだまだ少ないかもしれませんが、使用プロの活躍もあって最近、注目を集めているボールです。
キャロウェイの試打会やキャロウェイ製品を購入すると、クロムソフトシリーズが特典としてもらえるんです!
ここにもキャロウェイのゴルフボールに賭ける、本気度が伝わってきます。
クロムソフトX コース試打
- 試打クラブ
- ローグSTMAXドライバー(9°)
- ミズノプロ225アイアン
- RTXジップコアウェッジ
- イーブンロールパターER5
クロムソフトXを、2ラウンド使用してみました。
ドライバーの打感はXLSよりは少し柔らかい感触でした。もう少し柔らかい打感をイメージしていましたが、基本的にはしっかりしたフィーリングです。
アイアン、ウェッジの打感はドライバーよりは柔らかく感じ、フェースに乗る感触が伝わりました。
イーブンロールER5パターは、インサートなしの303ステンレススチールフェースです。
ボールの打感はダイレクトに伝わりますが、硬すぎず柔らか過ぎずちょうど良い硬さで、タッチを出しやすかったです。
飛距離性能と高い直進性!
コースではドライバーをベストショットした時、260yard越えが2回ありました。僕のヘッドスピードでは最大限の飛びなので、飛距離性能は高いと思います。
スピン量は中スピン、中弾道で強い弾道になりました。
別のホールでティショットした時、フェースが開いてインパクトをしてフェードボールになることがありました。
コースの右サイドに曲がっていきOBを覚悟しましたが、ぎりぎりセーフになりました。
風の強弱、スイングやインパクトなどの要因があるので一概には言えませんが、結果としてOBにならなかったので直進性は高いと思えました。
ドライバーではスピンが少なめになりよく飛んでくれる、アイアンショットやアプローチではスピンが効いてくれる高性能を実感しました。
ぜひ一度試してみてくださいね!