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キャロウェイパラダイムアイアン試打評価

 

 

2023年モデルのパラダイムアイアンには3モデルありますが、その中でもオフセットやロフト設定のバランスが取れた、パラダイムアイアン(ノーマルモデル)を試打しました。

パラダイムアイアンは飛距離性能と寛容性の高いモデルですが、実際に打ってみたレビューをしたいと思います。

NEWフォージドフェースカップ

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 7番 ロフト29°

シャフト

NS PRO950 NEO (S)

パラダイムに新たに採用されたフォージドフェースカップは、ボール初速アップと柔らかい打感を両立しています。

反発性能が上がった薄いフェースを支えるスピードフレーム構造が、コンパクトなヘッドサイズながら強度を保ちボールスピードアップ、ミスヒットへの強さ、低重心によるボールの上がりやすさを実現しています。

実際に打ってみると7番アイアンのロフトはややストロングの29°ですが、打ち込まなくてもオートマチックにボールが上がり、打点がブレてもまっすぐ飛ばせるやさしさを感じました。

多少のミスヒットをしてもフェースカップの芯は広く、高初速エリアの広さを実感しました。

その他にもパラダイムアイアン(ノーマルモデル)は、3モデルの中では1番操作性が高く適度な操作感があります。

寛容性が高くなるとオートマチックになり過ぎて操作性が犠牲になりがちですが、パラダイムアイアンはコンパクトサイズでも寛容性と操作性を両立しているように思いました。

飛距離性能

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試打室で打ってみましたが、フェースのたわみ感が強くボールを弾き飛ばすフィーリングで、ボールスピードが速くやや低スピン弾道になりました。

スピンが少なめの強い球ですが、ヘッド内部にはタングステンウエイトがたっぷり仕込まれているので安定感とボールの上がりやすさを生んでいます。

ストロングロフトでも低重心によって打ち出しは高くなるので落下角度が増え、低スピン弾道の止まりにくいデメリットを打ち消しています。

試打室では7番アイアンで160yardを楽に飛ばせたので、飛距離性能と寛容性の高い性能になっています。

デザインと打感

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パラダイムアイアンのオフセットはやり過ぎ感が無くほど良く付いているので構えやすく、ブレード長は短めでコンパクトサイズになっています。

トップブレードはやや厚みがありますが気になるほどでは無く、ソール幅とバウンス角は標準的です。

ヘッド内部には前作を超えるウレタンが限界まで入っているので、とてもソフトな打感と落ち着いた打音を演出しています。

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パラダイムアイアンはキャロウェイ独自のテクノロジー満載のモデルですが、すっきりしたデザインと操作性もある扱いやすいアイアンです。

フォージドの打感が心地良く、飛距離性能と寛容性の高さがすごいアイアンです。

パラダイムアイアンはPW〜6番までのセットになっていますが、やさしくて飛ばせる5番を単品で購入するのもありだと思いました。

ぜひ一度、試してみてくださいね!