ピンクラブレンタルでG430アイアンの7番、5番アイアンをレンタルしました。
シャフトは、定番のMODUS105（S）です。
今回は練習場で試打計測をした、データも合わせてレビューしたいと思います。
高MOI・大型ヘッド
PINGのGシリーズと言えば、とにかくまっすぐ飛ばせる直進性の高さと、打点がブレても関係なく飛距離が出せるようなやさしさ満載のモデルです。
練習場でG430アイアンとｉ230アイアンを打っていると、 G430アイアンの安定感が逆に振りにくく感じました。
試打室では違和感なく打てましたが、性能の異なるモデルを同時に打つとその差をはっきり感じました。
G430アイアンの低重心、大型ヘッドは重さを感じやすくシャープに振りにくいので、慣れが必要だと思います。
PURE FLEXの打感
バックフェースが新しくなり、よりソフトな打感になりました。
試打室のコースボールでは柔らかい打感を感じやすかったですが、練習場のレンジボールでは硬さを感じることがありました。
レンジボールで打っていると基本的には柔らかさを感じましたが、打点によっては弾き系の金属音が出ることがあって、ボールや打点による打感の変化を感じました。
7番アイアン試打データ
クラブスペック
ロフト29°
ストロングロフトの割には、あまり飛距離が出せませんでした。
大型ヘッドの振りにくさがあってスピーディに振り切れず、思ったより飛ばない結果になりました。
レンジで打った時の弾道は、ロフトの割にはスピン量が多く滞空時間の長い弾道でした。
ロフトはストロングですが、飛び系アイアンにありがちな低スピンでランが出過ぎることもなく、アイアンらしい弾道になりました。
5番アイアン試打データ
クラブスペック
ロフト22°
5番アイアンもロフトに見合った飛距離は出せず、計測上はこのデータが限界でした。
計測値ではスピン量は少なめですが、実際の弾道は中弾道、中スピンでそれなりの高さになりました。
5番アイアンでもボールが上がりやすくオートマチックに飛ばせますが、個人的には大型ヘッドを扱いきれずクラブの性能を活かせませんでした。
オートマチックアイアン
練習場で7番と5番アイアンを打ってみましたが、とにかくまっすぐ楽に飛ばせる性能を感じました。
弾道を操作しようとしてもヘッドの動きが一定で変わらないので、ストレート系の弾道ばかりになりました。
普段、操作性の高いアイアンを使っているユーザーには違和感を感じると思いますが、大きめヘッドを使い慣れているユーザーには、より曲がらない弾道を繰り返し打てる性能の高さを感じると思います。
アイアンショットが曲がりやすく苦手なユーザーや、楽に飛ばせるアイアンを使いたいユーザーにおすすめです。
ぜひ一度、試してみてくださいね！
