Golf Powers 試打レビュー☆

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ピンG425クロスオーバーカスタムシャフト試打評価

G425クロスオーバー17° ✖ MODUSハイブリッドGOST (S)

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ピンクラブレンタルを利用して、前から気になっていたG425クロスオーバー3番(17°)をレンタルしました。練習場では3番を打つ機会がなかなか無いので、レンタルして試打をしました。

G425クロスオーバーの特徴

  • 極薄で高強度のマレージングC300フェースとPING独自の中空構造の組み合わせが、最大のキャリーを生み出す。
  • 精悍なルックスのコンパクトなヘッドは、究極の重量周辺配分設計により、ミスにも強い。
  • 操作性の高いアイアン形状で自由自在に狙える。ヘッド内部には進化したサウンドリブを搭載し、心地良い打球音に。(ピンHPより引用)

打ってみた印象は低スピン強弾道にはなりますが、ボールは上がりにくかったです。

僕はドローヒッターなので、ドローボールだとスピンが少なくなってしまいボールがなかなか上がりません。フェードボールになると、ちょうどいいボールの高さになりますがそれでも弾道は低めです。つかまりは、あまり良くありませんでした。

打感は金属感を強く感じて、かなり硬めに感じます。打音は高音で、独特な金属音がします。

僕がGOSTを上手く扱えなかったこともありますが、難易度は高めのクラブだと感じました。

アイアン型ユーティリティには色々なモデルがありますが、G425クロスオーバーは操作性というよりも、オートマチックにストレートまたはフェードを打ちやすいモデルだと思います。

アイアン型ユーティリティは難易度が高いロングアイアンを、やさしく打てることを目的としています。今までいくつかのモデルを試してみましたが、結局上手く扱えず断念しています。やさしいという割には、難しいんですよね。

普通のロングアイアンの方が小回りがきくので振りやすいですが、ミスヒットにはシビアになってしまいます。それならよりやさしくボールが上がる、ユーティリティの方が良いのかいつも悩んでしまいます。シャフトを吟味して組み合わせることで、もう少し使いやすいユーティリティアイアンになるのではないかと思います。

N.S.PRO MODUS ハイブリッド GOST(S)

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モーダスハイブリッドGOSTのキャッチフレーズは、

「カーボンの飛び、上がりやすさにスチールの打感、方向性を兼備」とあります。

発売当初は松山選手が使用して話題になり、重量帯は90gからしかないのでハードなシャフトのイメージがありました。しかし、振ってみると重量の割には振りやすく、しなりもあるので意外に使いやすいシャフトでした。

フレックスは以下の4種類があります。 

  •     S (91g トルク 2.8)    TOUR S  (91g トルク 2.8)
  •  X   (101g トルク2.5) TOUR X  (112g トルク 2.3)

GOST(S)のフィーリングは、スチールシャフトのモーダス105にそっくりです。中手元がしなった後、インパクト付近で鋭くしなり戻ってきます。

個人的には、トルクが大きめでシャフトがよく動くので、タイミングよく振ることが難しい印象でした。しかし、動きに慣れてタイミングよくインパクトできると、捕まったドローボールになりました。このしなり戻りによって弾いてくれるので、ボールが上がりやすくなるのだと思います。

MODUS GOST(S)

フジクラTR HY (90 S)

TOUR AD HY(90S)の比較

他のハイブリッドシャフトと比較すると、フジクラのTRハイブリッドや、ツアーAD HYに近い部分があります。

TRハイブリッドは中手元調子で、手元が粘って、先端はゆっくり緩やかにしなり戻ります。GOSTと手元のフィーリングは似ていますが、先端の走り感はGOSTの方がスピーディです。

ツアーAD HYは中調子ですが、GOSTと手元の粘り感としなり量は似ています。先端の走り感はHYにもありますがGOSTほど動く感じはしません。

MODUS HYBRID GOSTの選び方

GOSTのフレックス S は90gの割には振りやすいので、フレックスのしなり感が合う重量を選べば良いかもしれません。僕は硬めが好きなので、TOUR Sを試してみたいです。

XになるとSより10g重くなり、トルクが少なくなるので振り切るにはパワーがいると思います。Xのトルクは合うにしても、重くなってしまうので試打をしてみないとわからないところはあります。僕はシャフトを選ぶとき重量とフレックスに悩み、いつもジレンマに陥ってしまいます。

平均的なヘッドスピードのゴルファーがTOUR S、Xを選ぶなら、ロフト21°程度の番手が限界かもしれません。僕のヘッドスピードは45mくらいですが、さすがに100gのXを長い番手に組むのは勇気がいります。ロフト24°程度の番手なら、ちょうどいいかもしれませんね。

ゴルファーにもよりますが、重いシャフトでも振れてしまう方には、Xなどのハードスペックでも良いかもしれません。軽めのシャフトを楽に振りたい方には、Sフレックスが振りやすいと思います。ぜひ試してみてくださいね。