2020年、夏にMCCシリーズの新作が発売されました。その名もMCCTEAMS!カラーは全部で14色もあって、どれにするか迷ってしまいます。その中でも定番カラーの他に、店舗限定カラーなどカラフルなライナップになっています。
MCC TEAMSの発売を待ちに待っていた僕は、夏の発表後クラブメーカーがすぐに採用してくれないことにヤキモキしていました。ようやく買うことができたので、マイクラブに挿して1年間使用したレビューをしたいと思います。
ゴルフプライド MCC TEAMS
MCCシリーズの特徴は、手元側半分にコード入りの硬めのゴム素材が使われていて、滑りにくくしっかり握れるようになっています。
そして、シャフト側半分を柔らかいゴム素材にすることで、右利きの場合、力みやすい右手の力を抜く狙いがあります。
確かにクラブを振っていると、右手の柔らかいゴムのソフトな感覚とねじれを感じます。右手のフィーリングを感じ取ることで、クラブコントロールにつながっているのではないかと思います。
しばらく使っていると、ゴルフプライドロゴの塗装が剥がれてくるのは気になりますが、しっかりねじれている証拠だと自分に言い聞かせています。
手元側はグローブを着けているので、フィーリングは変わりますが、硬いゴムとコードによってしっかり握れる感覚です。雨の日でも普通のグリップよりも、滑りにくいと思います。
前作のMCCとの違いは、TEAMSの方がやや太くなりゴムが少し硬くなったことです。しかし、耐久性は上がっているようで、シャフト側のゴムの柔らかさが長期間続きます。グリップは経年劣化するものですが、素材を新しくしたことの良さを感じました。TEAMSは前作より約2g重くなっていて、すべてバックライン無しになりました。僕のグローブのサイズは23㎝ですが、バックラインが無くても前作より太くなっているのでちょうどいい握り加減になります。バックラインが必要な方は、アラインなどを選ぶと良いかもしれませんね。
前作よりカラーバリエーションが豊富になったので、カラーグリップが好きな方には選択肢が多くうれしいのではないかと思います。
ゴルフプライド MCC
定番のMCCは、プロの中でも愛用者がたくさんいます。マキロイ選手やジョンラーム選手、ミケルソン選手などの有名選手以外にも使用している選手は多くいます。しかし、それらの選手が、新作のMCCTEAMSに変えないのはなぜでしょうか。プロは感覚を重要視すると思うと、太さや柔らかさなどの微妙な違いがプレーの邪魔になるのかもしれませんね。
以前MCCを使っていましたが、TEAMSに比べ塗装の色落ちが早い気がします。製品の素材が違うので、塗装にも違いがあるのかもしれませんね。
定番のMCCシリーズは今も人気があるモデルで、使い慣れているゴルファーにとっては手放せないグリップだと思います。
ゴルフプライド MCCアライン
MCCアラインは、バックラインにアラインテクノロジーを採用しています。このアラインのフィーリングが絶妙で、スクエアにグリップしやすくなっています。個人的には普通のバックラインより握りやすく、でこぼこのゴム部分がとてもフィットしてくれます。
僕はドライバーやフェアウェイウッドに挿して使っていますが、クラブコントロールがしやすく気に入っています。アラインがあることで、シャフトをねじり戻す感覚が感じ取りやすいと思います。
カラーはレッドとグリーンの2種類があって、量販店で購入しやすいのはレッドです。僕は限定カラーのグリーンが欲しかったので、ネットで購入しました。
MCCTEAMSは豊富なカラーバリエーションとほど良い太さが使いやすく、MCCアライングリップは1度使うと病みつきになる良さがあります。ぜひ試してみてくださいね。