ZX7アイアン ✖ DG120 X100
スリクソンZX7アイアンは、現在も愛用しているアイアンです。これまで6ヶ月間、使用したレビューをしたいと思います。
ZX7アイアンの特徴
- 精度を高めたスピン性能で優れた操作性を発揮。
- 吸い付くような打感とシビアな要求に応えるスピンコントロール性能を兼ね備えたスリクソン ZX7 アイアン。(ダンロップHPより引用)
ZX7アイアンの位置付け
ZX7アイアンは5段階で分けると、真ん中の3番目くらいの難易度になると思います。
難しい印象があるかもしれませんが、実際に使っていて特に難しいと思うことはありません。コースで多少のミスヒットをしても、飛距離が極端に落ちることもありません。むしろ打感が良く操作性が高いので、コントロールしやすく打っていて楽しいアイアンです。ソールのVカットによって、抜けが良くなっています。
ショップ店員さんの話しでは、タイトリストT100や、テーラーメイドP7MCと同レベルのモデルと言っていました。
ZX5アイアンとの比較
兄弟モデルとして、ZX5アイアンがあります。以前使っていましたが、ZX7よりミスヒットに強く飛距離の出るアイアンです。しかし、コースではZX7より1番手以上飛び過ぎてしまい、距離を合わすことが難しかったです。アイアンで距離が合わないと、スコアにならないこともあってすぐに手放すことになりました。
ZX5アイアンはストレートに打つのは良くても、操作性が低いので僕には扱いにくく感じました。大きい重めのヘッドでバランスが出やすいので、ゆっくりヘッドが動くフィーリングです。
アイアンに飛距離とオートマチック性能を求めるならZX5アイアン、打感や操作性、スピンコントロールを求めるならZX7アイアンがいいと思います。
ZX5はスピン少なめの強い球になりますが、ミドル、ロングアイアンではグリーンでボールを止めにくい印象です。
ダイナミックゴールド120 X100
- DG120のスペック (元調子 トルク非公表)
- X100 - 120g S200 - 118g R300 - 116g
ダイナミックゴールドの中では、初めてX100のフレックスを選びました。 S200は手元側のしなり量が大きく感じ、振り遅れる気がしたからです。
最初はX100なので、硬過ぎたらどうしようと不安でしたが打ってみたら意外に打ちやすかったです。X100というとガチガチに硬いイメージがありましたが、多少のしなり感は残っているので、重量を間違えなければ使いやすいのでないかと思います。
ダイナミックゴールドの粘り感はどのフレックスを選んでも、反映されているようです。
DG120 X100に変えてから、アイアンの飛距離が同程度のモデルより5ヤード程伸びました。比較アイアンは、テーラーメイドP770,モーダス105 Sです。
シャフトを重く硬くして、飛距離が伸びたのは意外でした。僕には軽くて柔らかいシャフトより、重くて硬いシャフトの方が相性が良いみたいです。
ショップで試打をした時に、僕のヘッドスピード(45m)では、DG120 X100はオーバースペックだと言われました。初めて接客した店員さんにサラッと言われショックでしたが、DG120を使いこなすことでリベンジした気分です。
スリクソンZX7アイアンは打感が非常に良く、ややストロングロフトで飛距離も期待できるモデルです。ほどよいやさしさもあり、アイアンに必要なスピン性能も高いという魅力があります。
他のメーカーに比べて、プロジェクトXなどの高価なカスタムシャフトを組んでも、お値打ちに買えるのも嬉しいポイントです。ぜひ試してくださいね。