ミニドライバーを続々とリリースしているテーラーメイドですが、2025年もミニドライバーの新作をリリースしました。
往年の名器をリニューアルした、R7ミニドライバーはどのような性能があるのかレビューしたいと思います。
R7ミニドライバー
試打クラブ ロフト 11.5°
シャフト Diamana SILVER TM55
R7ミニドライバーは、ヘッド体積305ccのヘッドに4 つの可変式ウェイトを搭載して調整機能がアップしています。
重心位置を変更することで弾道調整の幅が広がり、フロントウェイト設定にすると、これまでのミニドライバーの中で最も低重心となり飛距離アップを期待できます。
一方で、リアウェイト設定にすることでMOI(慣性モーメント)が上がり寛容性を高めることができます。
実際に打ってみると、程よい捕まりと直進性の高い弾道が打ちやすい性能で、純正シャフトのままでもドライバーに匹敵する飛距離を計測しました。
フロントウエイトを重くした場合、スピン量が少なくなるので、より高い飛距離性能を計測できたのだと思います。
フロントウエイトを重くしても、オートマチックなヘッド挙動は確保されているので、やさしく打てる寛容性の高さを感じました。
デザインと打感
R7ミニドライバーを構えてみると、オーソドックスなヘッド形状が構えやすく感じました。
前作のバーナーミニドライバーよりも、ややコンパクトに見えるデザインなので小ぶりなヘッドサイズを好むユーザーにはおすすめです。
R7ミニドライバーは、テーラーメイドらしいやや硬めのしっかりとした打感で、控えめな打音が打ちやすく感じました。
Diamana SILVER TM55
シャフトスペック (S)
重量 56g トルク 3.6 中元調子
テーラーメイドオリジナルシャフト「Diamana Silver TM55」をベースに、「r7」発売当時のシャフトデザインをモチーフにした「r7 Quad」ミニドライバー専用シャフトになっています。
実際に打ってみると、大きめのしなりでヘッドスピードを上げやすくドライバー並みのヘッドスピードを計測しました。
個人的にはトルク以上にシャフトの中手元辺りが大きくしなり、ゆっくりとしなり戻るので、シャフトの動きをコントロールできれば飛距離アップにつながるシャフトだと思います。
ぜひ一度、試してみてくださいね!