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ベンタスハイブリッドブルー・シャフト試打評価(2025年)

2025年に発売されたベンタスハイブリッドブルーは、昨年、発売した24VENTUSと同じキーテクノロジーが採用され、ウッドシャフトと同様に高い安定性を

生み出すシャフトとして登場しました。

24シリーズと同様の、ベロコア+が採用されたベンタスハイブリッドブルーは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。

 

ベンタスハイブリッドブルー

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試打クラブ PING G440ハイブリッド

ベンタスハイブリッドは、複数の高弾性素材をバイアス層に積層することで、オフセンター時のヘッドのねじれを抑制し、優れたボールコントロール性能を実現したVeloCoreテクノロジーを搭載しています。

その高弾性素材を更にアップグレートした、”VeloCore Plus”テクノロジーにより、ドライバーシャフトと同様に更なる安定性とボールスピードのアップを狙った設計がされています。

ベンタスハイブリッドブルーを打ってみると、中手元辺りのマイルドなしなり感はブルーらしさを感じましたが、ベロコア+の先端は硬くブレないので捕まりは抑えられ、ストレートからフェードボールを打ちやすい性能を感じました。

歴代のベンタスブルーシリーズは、捕まりが良くドローボールを打ちやすい特徴がありますが、ハイブリッド用のベンタスブルーはベロコア+の強靭な先端が左を消してくれる良さを感じました。

どちらかと言うと左の引っかけを防ぎたいハイブリッドには、捕まりを抑え安定したインパクトを打ちやすいベンタスハイブリッドは相性が良いのではないかと思います。

PINGのG440ハイブリッドと組み合わせると、ストレートからフェード寄りの曲がらない組み合わせになるのではないかと思います。

ベンタスハイブリッド (80)

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シャフトスペック (X)

重量 85g    トルク  2.4     中元調子

試打をしたベンタスハイブリッドブルー8は、やや重めのスペックになるかもしれませんが、低トルクで重めのシャフトは再現性を高めるメリットがあるように思います。

80g台のXフレックスでも手元のマイルドさは維持されているので、タメが作りやすくタイミングが取りやすい印象でした。

シャフト先端の強靭さはベロコア+らしく、マイルドな手元のしなり量とは大きな差があります。

従来のTRハイブリッドは先端のスピーディなしなり戻りで捕まりの良いシャフトですが、ベンタスハイブリッドブルーは叩いても左に飛ばない特徴があります。

シャフトの先端剛性が高い、元調子を好むユーザーにはおすすめのシャフトです。

ぜひ一度、試してみてくださいね!