2025年モデルのGT280ミニドライバーは、ドライバーと3番ウッドの間のクラブを求めるゴルファーのために開発されました。
各メーカーからミニドライバーが発売されていますが、タイトリストのGT280はどのような性能があるのかレビューしたいと思います。
GT280ドライバー
試打クラブ ロフト 13°
GT280ミニドライバーは、3Wよりも飛距離性能がありながら、ドライバーよりもコントロール性に優れているので、ティショットでもフェアウェイからでも扱いやすいモデルになっています。
ロフト設定が13°のみしかないのは、玄人好みのタイトリストらしさかもしれませんね。
GT280ミニドライバーを実際に打ってみると、ドライバーよりも短い43.5インチのクラブ長が振りやすく、コンパクトなヘッドは操作性の高さを感じました。
試打室では平均スピン量が2350rpmとボールが上がりやすく、捕まりは控えめなのでストレートからフェード弾道を打ちやすく感じました。
飛距離性能はロフトなりで、特別飛ぶモデルという訳ではなく安定した飛距離を打ちやすい印象を受けました。
純正シャフトに採用されているTENSEI 1K BLACK 65は、捕まりが抑えられた低トルクのシャフトなので、純正仕様でもややハードな組み合わせになっていると思います。
GT280ミニドライバーは必要以上に飛距離を求めず、安定したティショットとフェアウェイショットが打ちやすいモデルだと思いました。
デザインと打感
GT280は、弾道をカスタマイズできる2つのウェイトポジションを搭載しています。
重心を前方に設定すれば、低スピンで力強い弾道を打ちやすく、後方に設定すればスピード、スピン量、安定性のバランスが取れた弾道が打ちやすく設計されています。
タイトリストらしい洋梨形状で、アスリート好みのデザインになっていると思います。
GTシリーズのウッドと同じように、引き締まった手応えのある打感になっています。
TENSEI 1K BLACK 65(純正シャフト)
シャフトスペック 60(S)
重さ 67g トルク 3.6 元調子
TENSEI 1K BLACK 65は、タイトリスト純正シャフトの中で最もしなりが少ないハードなモデルです。
手元の粘りでタイミングを取りやすく、先端は硬めの仕上がりなので捕まりは控えめになっています。
元調子ユーザーにとってはオーソドックスな挙動で扱いやすいシャフトですが、捕まりを求めるユーザーには先調子系のDENALI REDや、中調子系のTENSEI 1K BLUEがおすすめです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!