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N.S.PRO MODUS3 TOUR 110・シャフト試打評価(2025年)

2025年モデルのN.S.PRO MODUS3 TOUR110は、調和をコンセプトにバランスの取れた振りやすさを追求したモーダスシリーズ第6世代のモデルです。

モーダスシリーズの中でも、先端から中間剛性を高めたモーダス110には、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。

 

N.S.PRO MODUS3 TOUR110

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試打クラブ PING ブループリント Sアイアン

シャフトスペック   (S)

重量 110g    トルク 1.6 キックポイント 手元

モーダス110は先端から中間剛性を高めることで、適正スピンで方向性を安定させながら弾道の高低が打ち分けられる特徴があります。

また、シャフト先端寄りの重量バランスで、トラディショナルな重量級シャフトにも似た振り感があるモデルです。

実際に打ってみると、典型的な元調子シャフトの挙動で、モーダスらしいスピード感のある捕まりの良さは抑えられている印象を受けました。

捕まりの良いモーダス105に慣れているユーザーには、シャフト先端の動きが抑えられているモーダス110は捕まらない印象を持つのではないかと思います。

モーダス110は中間から手元のしなり量が控えめで先端が硬くなっているので、シリーズの中でもハードなモデルと言えるかもしれません。

モーダス110は、軽量で硬さのあるシャフトを好むユーザーにおすすめです。

モーダスシリーズ比較

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歴代モーダスシリーズと比較すると、シャフト中間が柔らかめで粘り感が特徴のモーダス120は、大きめのしなりでタイミングが取りやすく捕まりの良いモデルです。

モーダス120は、TXを打ってみても大きなしなり戻りで捕まるシャフトですが、モーダス110はSフレックスでも捕まりは控えめになっています。

やや硬めでスピード感のあるしなりが特徴のモーダス115は、個人的にはシャフトの張りが強くタイミングが取りにくい、ややピーキーな印象があるシャフトです。

それと比べてモーダス110は、手元から中間のしなりを感じやすく元調子ユーザーには扱いやすいシャフトだと思います。

第6世代のモーダス110は、シャフト全体のしなり量が少なく先端剛性が高いモデルなので、元調子を好むユーザーや左の引っかけを減らしたいユーザーにおすすめです。

ぜひ一度、試してみてくださいね!