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タイトリストGT2ユーティリティ試打評価(2025年)

2025年モデルのタイトリストGT2ユーティリティは、デュアルウエイトによって弾道の調整幅が広がり高慣性モーメントヘッドになって登場しました。

新しくなった GT2ユーティリティは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。

 

タイトリストGT2ユーティリティ

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試打クラブ  GT2ユーティリティ(21°)

タイトリストのユーティリティは、歴代モデルから飛距離性能が高い印象がありますが、 GT2ユーティリティはシリーズの中では最も慣性モーメントが高く、安定性と飛距離性能を両立したモデルになっています。

試打室ではややドローボールになり、トータル190yardを計測しました。

GT2ユーティリティのヘッド挙動は安定性が高いですが、平均的なユーティリティと比べると捕まりは抑えられているので、ややハードな印象を受けました。

その辺りはタイトリストらしいクラブ設計なのかもしれませんが、楽に捕まえて飛ばしたいユーザーにはヘッドの軽いGT1ユーティリティがおすすめです。

デュアルウェイト

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 GT2ユーティリティは、トウとヒールに配置した調整可能なウェイトにより、ボールスピード、打ち出し角、方向性を調整することができます。

さらに重いウェイトをインパクトに近い位置に配置することで、飛距離を最適化できるように設計されています。

試打室ではヒール側に重いウエイトを付けて試打をしましたが、それほど捕まる訳ではなく適度なドローボールになりました。

タイトリストの2シリーズは、ヘッドが効いているモデルが多く捕まりは控えめになっているので、左に飛びにくい傾向があると思いました。

GT2ユーティリティは慣性モーメントの高い重めのヘッドで、安定してストレートからややドローボールを打ちやすくなっています。

デザインと打感

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GT2ユーティリティは、ウッド形状でボールが上がりやすいモデルです。

比較的コンパクトなヘッドサイズですが、寛容性は高く振り抜きの良さを感じました。

GT2ユーティリティはしっかりした手応えのある打感で、歴代のユーティリティとほぼ変わらないフィーリングを感じました。

TENSEI 1K BLACK HY

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GTシリーズから、タイトリスト純正シャフトのラインナップが大幅に増えました。

その中でもハードな部類の、TENSEI 1K BLACK HYも重量帯とスペックが豊富にラインナップされています。

試打シャフトスペック  85 (S)

重量 87g     トルク 2.5 キックポイント 手元

捕まりが抑えられたしなり量の少ないTENSEI 1K BLACK HYは、カスタムシャフト並みのスペックになっています。

実際に打ってみると、手元の粘りと先端の硬さが際立っていて、典型的な元調子シャフトの挙動を感じました。

試打をした 85(S)でも捕まりは抑えられているので、強振しても捕まり過ぎない良さを感じました。

試打 シャフトスペック   95(S)

重量 98g    トルク 2.4 キックポイント 手元

95(S)を打ってみると、しなり量は 85(S)とほぼ変わりませんが、重い分振り切るのにパワーが必要になると思います。

カスタムシャフトのTOUR AD DIや、 TOUR AD HY並みのしっかりしたシャフトなので、カスタムシャフトを使うユーザーにも満足できるシャフトだと思います。

TENSEI 1K BLACK HYは、元調子を好みトルクの少ないシャフトで安定した弾道を打ちたいユーザーにおすすめです。

ぜひ一度、試してみてくださいね!