2025年モデルのミズノプロS-3アイアンは、飛び系ではない鍛造アイアンとして開発されたSシリーズの第一弾モデルです。
ミズノプロシリーズに新しくラインナップされたS-3アイアンは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
S-3アイアン
試打クラブ 7番 ロフト 34°
ミズノプロS-3アイアンは、打感と精度に加えてマッスルバックよりも寛容性を高めたモデルとして登場しました。
発売は3月になっていますが、ミズノ契約プロの平田憲聖や杉浦悠太などがテストをしているプロの要望を取り入れて作られたモデルです。
ツアープロから人気のあるJPX 923 TOURをベースに作られたモデルだけあって、その形状やサイズ感はかなり近いように思いました。
試打室で S-3アイアンを打ってみると、個人的には意外とスピン量は少なくトータル150yardを計測しました。
試打をする前は、 S-3アイアンのロフトとヘッドサイズから飛距離を出すのは難しい印象でしたが、飛距離性能は充分ありました。
操作性と抜けの良さは抜群に良いモデルですが、適度な寛容性があるので打っていて難しい印象はありませんでした。
S-3アイアンはJPX 923 TOURのような寛容性のあるツアーモデルを好むユーザーや、操作性と打感の良さを重視するユーザーにおすすめのモデルです。
デザインと打感
S-3アイアンのソールは、リーディングエッジとトレーリングエッジを削ったトリプルカットソールが採用されているので、ユーザーのイメージ通りの方向性を出せるメリットがあります。
構えてみるとJPX 923 TOURを丸くしたような印象で、ソール幅などの形状は JPX 923 TOURに近くなっています。
JPX 923 TOURはソリッドでしっかりした打感でしたが、 S-3アイアンはミズノプロらしい柔らかさと手応えのある打感になっています。
ぜひ一度、試してみてくださいね!