2025年モデルの258CBPアイアンは、昨年発売してヒットした 242CB+ アイアンよりも、寛容性と飛距離性能を高めたモデルです。
昨年モデルの241CB、242CB+ アイアンは現在も人気がありますが、新作の258CBPアイアンは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
258CBPアイアン
試打クラブ 7番 ロフト 30°
258CBPアイアンは、打感と操作性にもこだわった飛びの軟鉄複合鍛造アイアンをコンセプトに登場しました。
241CB、242CB+ アイアンよりも低重心でロフトが立っているので、よりボールが上がりやすく飛距離性能が高いモデルになっています。
試打室で258CBPアイアンを打ってみると、飛距離性能が高くトータル158yardを計測しました。
適度な操作性はありますが、どちらかと言うとオートマチックに高弾道ドローを打ちやすいタイプのアイアンになっています。
飛距離性能を高めたストロングロフトのアイアンは弾き感が強いモデルが多いですが、 258CBPアイアンは打感を損なわずに軟鉄鍛造に近い重厚な打感を感じられるアイアンになっています。
デザインと打感
258CBPアイアンは、ツアーコンタクトソールと呼ばれるラウンド形状と面取りによって、やさしさと抜けを両立したワイドソールになっています。
ヘッドサイズは242CB+ アイアンとほぼ同じ大きさで、安心感のあるセミラージサイズになっています。
クロモリ鋼が採用された弾きの良いフェースは、ボールスピードが速くなっていますが、同時に軟鉄鍛造に近い柔らかい打感も感じました。
セミラージサイズのヘッド形状でもトップブレードが薄くなっているので、すっきりとした見た目になっています。
純正シャフト
258CBPアイアンの純正シャフトは、全番手をよりやさしく打てるようなラインナップになっています。
N.S.PRO MODUS³ TOUR105 DUAL FLOW
シャフトスペック (S)
重量 104g トルク 1.8° キックポイント 元
N.S.PRO MODUS³ TOUR105 DUAL FLOWは、番手別の振りやすさを追求したウエイトフロー設計(ロング~ショート:軽~重)になっています。
ロング番手の打ちやすさと、ショート番手の安定性を追求したキックポイントフロー設計(ロング〜ショート:中元〜元調子)が特徴のシャフトです。
実際に打ってみると、ノーマルモデルのN.S.PRO MODUS³ TOUR105とほぼ同じ振り心地なので 、MODUS³ TOUR105に慣れているユーザーには違和感なく使えるシャフトだと思います。
ロングアイアンは軽くしなり量が増える分振りやすくなり、ショートアイアンは硬くしなり量が抑えられるので、番手別に求められる弾道を打ちやすくしたのが
N.S.PRO MODUS³ TOUR105 DUAL FLOWの特徴です。
Diamana iB65
シャフトスペック (S)
重量 61g トルク 3.4° キックポイント 中
Diamana iB65は、軽量でヘッドスピードが上がりやすく振り抜きやすい設計と、先端剛性をやや高くすることでコントロール性能と方向安定性を向上させる設計がされています。
実際に打ってみると、軽量でもしなり量が少ないので強振してもブレない良さを感じました。
シャフト全体は硬く感じますが、先端のしなり戻りによってボールが上がりやすい性能を感じました。
軽量カーボンでも、しっかりしたシャフトを使いたいユーザーにおすすめです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!