2025年モデルのキャロウェイエリートドライバー(ノーマルモデル)は、新スタイルのウェイトポートをヘッド後方に3箇所装備した、幅広いプレーヤーに対応するモデルです。
前作よりも捕まりが良くなり、ソールをチタン製にすることでボールの上がりやすさを追求していますがどのような性能があるのかレビューしたいと思います。
エリートドライバー
試打クラブ ロフト10.5°
エリートドライバーは、3Dプリンターを駆使して試作を重ねヘッド形状を最適化していますが、前作よりもシャローで投影面積が大きくなっても、空気抵抗を抑えヘッドスピードを損なわない良さがあります。
ウエイト調整はドロー、ニュートラル、フェードの3つのポジションになっていて、約20ヤードの左右幅の弾道調整が可能になっています。
試打室では、ウエイトポジションをニュートラルのままで打ってみると、ほど良い捕まりでボールが上がりやすい性能を感じました。
エリートドライバー(ノーマルモデル)は基本的に捕まりが良いので、ドローヒッターには捕まりが抑えられているエリートドライバー♦︎♦︎♦︎がおすすめです。
フェードヒッターにとっては、ノーマルモデルの捕まりはちょうどいい性能なのではないかと思います。
新しくなったエリートドライバーは、ソールをフルチタンにすることでボールが上がりやすくなり、軽量化されたウエイトポートが軽快な振りやすさにつながっていると思いました。
デザインと打感
エリートドライバーのフェースにはAi 10x FACEテクノロジーが搭載されていますが、前作よりも弾道補正機能がアップしていて、さらにミスヒットに強くなっているようです。
実際に打ってみると、前作とのはっきりとした違いは感じませんでしたが、打点が変わっても柔らかい打感を感じることができました。
エリートドライバーはクラウンに使われている素材が変わったことで、前作AIスモークよりも弾き感が抑えられた柔らかい打感になっていると思います。
ノーマルモデルのヘッド形状はやや大きめのヘッドになっていますが、見た目よりも軽快に振りやすくミスヒットにも強い万能モデルだと思います。
TENSEI GREEN
試打スペック 60 (S)
重さ 64g トルク 4.4 中調子
キャロウェイ純正のTENSEI GREENは、癖のない中調子系のシャフトですが、先端がやや走る挙動で捕まりの良さがあるシャフトです。
試打をした6Sは標準的なトルクで中間辺りがしなり、しなり戻りはややスピード感がありました。
普段、中調子の6Sを使うユーザーには、ちょうど良いシャフトなのではないかと思います。
エリートシリーズから純正シャフトのラインナップが、60Rから70Xまで増えたのも嬉しいポイントです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!