2024年モデルのキャロウェイオデッセイ、マイクロヒンジパターシリーズには、6種類のモデルがラインナップされています。
その中でも角型マレットの#7Sパターは、どのシリーズでも人気のある形状にマイクロヒンジインサートとVERSAアライメントを搭載したモデルです。
新しくなったマイクロヒンジ#7Sパターは、どのような性能があるのかレビューしたいと思います。
マイクロヒンジ#7Sパター
2017年のO-WORKSから始まったマイクロヒンジインサートのパターは、アメリカではサム・バーンズやアクシェイ・バティアなどのツアープロがいまだに愛用しているパターです。
マイクロヒンジインサートは芝の状態に影響されにくく、ユーザーのイメージ通りの転がりをする所に良さがあります。
オデッセイシリーズには愛用者の多いホワイトホットインサートがありますが、マイクロヒンジインサートの独特なフィーリングと転がりも人気のある理由だと思います。
その中でも#7Sパターはオーソドックスな角型マレットですが、他のモデルに比べてヘッドが重く安定したストロークをしやすい印象でした。
ショートスラントネック仕様の#7パターは、ダブルベントネックよりも捕まりが良く操作性があるので、普段、右へのプッシュなどのミスが多いユーザーにおすすめのモデルです。
マイクロヒンジインサート
マイクロヒンジインサートは、ウレタン素材と多くの爪状のヒンジが設けられたパーツを一体成型しているもので、インパクト時にはヒンジによってボールに順回転が与えられるようになっています。
そのためインパクトした時のボールの食いつきが良く、狙った所に打ち出しやすい良さがあると思います。
マイクロヒンジインサートは見た目には硬そうに見えますが、打ってみると柔らかく球持ちの良さを感じる打感になっています。
デザイン
試打クラブ 34インチ
ブラックとシルバーで構成したVERSAアライメントは、ホワイトドットとラインをターゲットに合わせることでアライメントの取りやすさを感じました。
#7パターはオートマチックにストレートを打ちやすいモデルなので、アドレスしやすいアライメントを活かすことができれば楽にストロークできる良さを感じました。
定番モデルの#7パターにマイクロヒンジインサートが加わることで、他のモデルとは一味違ったボールの食いつきと転がりを感じられるモデルになっています。
ぜひ一度、試してみてくださいね!